多言語子育てで豊かな人生♪コラソンアビエルト! -4ページ目

多言語子育てで豊かな人生♪コラソンアビエルト!

単一民族・単一言語、皆と同じが好まれる日本だけど、我が家は変人揃い!

 

子供の習い事ランキングの常連、水泳、ピアノ、英語。

水泳もピアノも教養のためですが、これから子供たちが生きていくのに、避けて通れないのが”英語”です。

 

 

小学校3年から必修化、小学校5年から教科化、2020年には完全実施されます。学校によっては2018年から実施されるところもあるようです。

 

 

 

去年の夏ごろ、私がいつも参加している”多言語の公園”がコンセプトの多国籍・多世代の集まりに、9歳と5歳の姉妹とそのお母さんがメンバーに加わりました。

 

 

 

お母さんは大学時代に語学に興味を持っていて、タイやマレーシアに長期滞在したことがある方。初めて来たその日からとても楽しんでいて、5歳の妹ちゃんも歳の近い子と遊んだり、お姉さんたちに可愛がられて自然に輪に入ってきました。

 

 

 

しかし、先に話は聞いていたのですが、9歳のお姉ちゃんは初めて来た日、部屋の隅の机の下にもぐったまま、一言も言葉を発しませんでした。

 

 

 

お姉ちゃんがこうなったきっかけは、学校の英語の授業だったのだそうです。

 

 

二組に分かれて列になり、自分の番がきたら知っている英単語を言って、先に列が終わったチームが勝ちという単純なもの。

 

 

 

だけど、お姉ちゃんはもともとの苦手意識もあって、頭が真っ白になってしまい単語がなかなか浮かんでこなかった。

 

 

 

後ろの子には急かされる、しかし言葉が出てこない!

 

 

 

なんとかひと言搾り出したものの、チームは負けてしまって皆に責められた。

お姉ちゃんは英語が大嫌いになり、そのまま不登校に。

 

 

 

お母さんはなだめたり、すかしたり、おだてたり、脅したり…ありとあらゆる手を使って学校には行かせようとしたのだけど、娘はテコでも動かない。なので、もう諦めて、とことん付き合うしかないんだろうか?と話していたのが去年の終わり。

 

 

 

それが今年の夏頃から、お姉ちゃんは目に見えて変ってきた。机の下にいる事もカーテンに隠れてることも無くなった。学校も時々休む程度になった。何より、英語への拒否反応が薄くなってきてる事をお母さんは1番驚いていた。

 

 

 

ある時、お母さんがそれとなーく「英語の授業はどうなの?前より分かるようになったの?」と聞いてみたら・・・

 

 

「え?わかんないよ!なんとなーくしか、わかんない。」

「言いたいことは分かるけど、意味はわかんない。でも、これでいいんだね!」

 

 

と答えたんだそうです。

 

 

スゴイ!!子供ってスゴイ!!!

何がスゴイのか伝わりますか?

 

 

 

相手が言っていることを一字一句違わずに理解することが出来なくても、何が言いたいのか汲み取れればいいと気がついたお姉ちゃんは、英語を訳すことを止めたのです!!

 

 

 

相手がどんな国の言葉を話していても、どんな顔で話しているのか?どんな身振り手振りなのか?どこを見ているのか?どんな口調なのか?子供は大人に比べると物凄くスムーズに、分からない言葉を拒否することなく、観察力で相手の心を汲み取るモードに切り替わることが出来るんです!

 

 

子供のうちに多言語に触れた人は、大人になっても、そのモードが錆付いていない。これがどんなにありがたいことなのか、大人になってから他言語を習得した方、しようとした経験がある方には痛いくらい分かりますよね…。

 

単言語しか話さない大人は、人とコミュニケーションを取るのに言葉の力に頼りすぎています。英語に限らず、子供のうちに早いうちから母語以外に触れる経験って、物凄い財産になります!!というお話でした。

 

最後まで読んでくれてありがとうございます。