アムステルダム国立美術館の0階にある、西暦1100年代~1600年代までの作品が展示されている部屋。

展示室に一歩入って目の前に見えるのは、カルロ・クリヴェッリの「マグダラのマリア」である。



「マグダラのマリア」
制作:カルロ・クリヴェッリ
制作年:1475年
所蔵:アムステルダム国立美術館


娼婦であったがキリスト教徒となった女性の総称マグダラのマリア。

一般的に香油を持ち、胸元のはだけた服を着ているイメージがある。

悔い改めた女性という観点から、控えめまたは地味に描かれることが多い。

だが、カルロ・クリヴェッリの作品はとても豪華。

しかも、サイズの大きい作品で人の等身大くらいあるのでインパクトが強い。

黄金の服、金髪の髪、金色の香油、すべて金箔でできているのか、すごくまぶしかった。

いやいや、こんな「マグダラのマリア」なんていないよ(´・ω・`)

と心の中でツッコミしたような気がする。

 

カルロ・クリヴェッリは初期ルネサンスのヴェネツィア派の画家である。

正確な遠近法を用いて画面を構成し、豪華絢爛な絵画を制作した。

ちなみに彼の代表作の1つである「受胎告知」は、ロンドン・ナショナル・ギャラリー展で展示される予定だ。


「受胎告知」
制作:カルロ・クリヴェッリ
制作年:1486年
所蔵:ロンドン・ナショナル・ギャラリー

早く美術館再開しないかなーと思いながら、画集を読む毎日が続いている...


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