ひとりでローカル線に揺られながら、窓の外に流れる海や山を眺める時間って、若い頃の旅とは少し違う贅沢がありますよね。

大きな観光地を急いで回るよりも、駅で駅弁を買って、鈍行や観光列車に乗って、少し不便なくらいの温泉宿へ向かう。

車窓に海が見えた瞬間、山あいの小さな駅に停まった瞬間、湯けむりのある温泉街に着いた瞬間に、ふっと肩の力が抜ける。

50代の男一人旅なら、派手なホテルよりも、静かに酒が飲めて、温泉が良くて、食事がうまくて、できれば昔ながらの鄙びた雰囲気がある宿のほうがしっくりきます。

この記事では、ローカル線の車窓、駅弁、温泉宿でのひとり時間をまとめて楽しみたい人に向けて、旅情をしっかり味わえる温泉宿を5つに絞って紹介します。

今回選んだのは、ただ温泉があるだけの宿ではありません。
「電車で向かう時間まで旅になること」「一人でも過ごしやすいこと」「夕食付きで宿の満足感が高いこと」「50代男性が落ち着いて泊まれること」を重視しています。

まずは結論、ローカル線一人旅で狙いたい鄙びた温泉宿5選

宿名 旅の雰囲気 ローカル線旅の魅力 予約で狙いたい内容
黄金崎不老ふ死温泉 日本海と夕陽を眺める海辺の秘湯旅 五能線の海沿い車窓が主役 夕食付き、海側客室、1名1室
眼の温泉 奥湯沢 貝掛温泉 山奥で静かに湯治気分を味わう大人旅 越後湯沢から山あいへ入る雪国旅 1泊2食付き、南魚沼産コシヒカリ、早めの到着
法師温泉 長寿館 木造旅館で時代を遡る名湯旅 高崎から山へ向かう上州の温泉旅 基本の1泊2食付き、文化財の宿泊体験
渋温泉 歴史の宿 金具屋 昭和初期の木造建築と外湯めぐり 長野電鉄の湯田中方面へ向かう温泉鉄道旅 夕食付き、館内湯めぐり、貸切風呂
秘湯にごり湯の宿 渓雲閣 にごり湯と部屋食でこもる山の温泉旅 那須塩原方面から山深い温泉地へ 部屋食、貸切露天、和牛付きプラン

迷ったら、海の絶景なら黄金崎不老ふ死温泉、静かな湯治気分なら貝掛温泉、昔ながらの木造旅館なら法師温泉 長寿館、温泉街の夜を歩きたいなら金具屋、にごり湯にこもりたいなら渓雲閣です。

50代男の一人旅で宿選びに失敗しないポイント

ローカル線で温泉宿へ行く旅は、車の旅と違って「移動の快適さ」と「宿に着いてからの過ごし方」がかなり大事です。

若い頃のように、安さだけで宿を選ぶと、部屋で落ち着けなかったり、夕食が物足りなかったり、駅からの移動が面倒だったりします。

せっかく一人で行くなら、次の4つを意識して選ぶのがおすすめです。

一人旅で満足度が上がる宿の条件

  • 1名1室で予約できる日がある
  • 夕食付きプランがある
  • 大浴場、露天風呂、貸切風呂のいずれかが魅力的
  • 駅からのバス、送迎、タクシー移動が現実的
  • 部屋で静かに過ごせる雰囲気がある
  • 料理や地酒を楽しめる
  • 早めに着いて温泉に何度も入れる

特に50代の一人旅では、夕食なしの安いプランより、1泊2食付きで宿の料理をゆっくり味わうほうが満足感は高くなりやすいです。

宿に着いてから外へ食べに出る必要がなく、風呂上がりにそのまま食事を楽しめるので、温泉旅らしい余韻が残ります。

駅弁と車窓を楽しむなら、昼前後に出発するのがちょうどいい

ローカル線の温泉旅は、朝早く出すぎるより、昼前後に駅弁を買って列車に乗るくらいが気分に合います。

駅弁を広げるタイミングは、発車して少し落ち着いた頃。窓の外に街が遠ざかり、田畑や山、海が見え始めると、いよいよ旅が始まった感じがします。

おすすめは、駅弁を一気に食べきらないことです。

最初に少し食べて、景色が変わったらまた箸を伸ばす。お茶を飲みながら時刻表を見る。次の停車駅の名前を眺める。それだけで、普段の旅行とは違う時間になります。

駅弁を楽しむなら、乗り換え駅での購入時間に余裕を持つのが大切です。人気の駅弁は売り切れることもあるため、出発直前ではなく、少し早めに駅へ着いて選ぶと旅の満足度が上がります。

1 黄金崎不老ふ死温泉 五能線で日本海の絶景へ向かう一人旅

海沿いのローカル線旅で、まず外せないのが青森県の黄金崎不老ふ死温泉です。

この宿の魅力は、とにかく「ここまで来た」という実感があること。

五能線の車窓から日本海を眺め、波の音が聞こえるような海辺の温泉宿へ向かう流れは、ローカル線一人旅の理想にかなり近いです。

宿に着いたら、まずは荷物を置いて、海を眺める。夕暮れが近づいてきたら、風呂へ向かう。水平線に沈む夕陽を見ながら湯に浸かる時間は、一人旅だからこそ深く味わえます。

この宿が50代の一人旅に合う理由

  • 五能線の車窓そのものが旅の目的になる
  • 日本海を眺める露天風呂の非日常感が大きい
  • 派手な観光より、静かに海を見たい人に合う
  • 夕食付きで泊まると、移動後に宿でゆっくりできる
  • 一人で来ても「景色を味わう旅」として成立しやすい

この宿は、友人や家族と賑やかに行くよりも、むしろ一人で行くほうが良さを感じやすいタイプです。

海を見て、湯に入り、酒を少し飲んで、早めに寝る。翌朝また海を見る。それだけで十分に満たされます。

駅弁と車窓の楽しみ方

五能線の旅では、青森、弘前、秋田方面など、乗り継ぎ駅で駅弁や軽食を用意しておくと安心です。

列車の本数が多い路線ではないので、食べたいものを現地で探すより、乗車前に準備しておくほうが気持ちに余裕ができます。

日本海が見える区間では、食事よりも景色を優先したくなる場面もあります。駅弁は、海が見え始める少し前に半分、景色を楽しんだあとに残りを食べるくらいがちょうどいいです。

予約で狙いたいプラン

  • 1名1室で泊まれる日
  • 夕食付きプラン
  • 海側の部屋、眺望の良い部屋
  • 早めにチェックインできる行程
  • 夕陽の時間に宿へ到着できる日程

この宿は、ただ寝るための宿ではなく、夕陽と温泉を味わうための宿です。

そのため、遅い時間に到着するより、できれば明るいうちに着く行程を選ぶのがおすすめです。

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この宿がオススメな人

  • 海の見える温泉に一人で泊まりたい人
  • 五能線の車窓を旅の主役にしたい人
  • 夕陽、波音、露天風呂に惹かれる人
  • 遠くまで来た実感のある旅がしたい人

反対に、駅前の便利なホテルや、夜遅くまで飲み歩ける温泉街を求める人には少し合わないかもしれません。

静かな海辺で、自分の時間を取り戻したい人に向いています。

2 眼の温泉 奥湯沢 貝掛温泉 山奥で湯治気分に浸る雪国の一人旅

新潟方面で、静かな山の温泉宿を選ぶなら、奥湯沢の貝掛温泉はかなり満足度の高い選択肢です。

越後湯沢というとスキーやリゾートの印象が強いですが、少し奥へ入ると空気が変わります。

観光地の賑わいから離れて、山あいの一軒宿にこもるような時間を過ごせるのが貝掛温泉の良さです。

駅弁を食べながら越後湯沢へ向かい、そこから山の宿へ。宿では温泉に入り、南魚沼の米を味わい、早めに布団に入る。

無理に観光しなくても、「今日は湯に入りに来た」と割り切れる人ほど満足できます。

この宿が50代の一人旅に合う理由

  • 山奥の静けさがあり、ひとり時間を邪魔されにくい
  • 湯治場らしい落ち着きがある
  • 南魚沼産コシヒカリの食事が旅の楽しみになる
  • 越後湯沢から向かえるため、首都圏からの一人旅でも計画しやすい
  • 温泉、食事、睡眠を目的にした旅に向いている

貝掛温泉は、何かを見に行く旅というより、何もしないために泊まる宿です。

部屋で本を読む。湯に入る。外の空気を吸う。食事をゆっくり味わう。

それだけで、普段の疲れがほどけていきます。

駅弁と車窓の楽しみ方

上越方面へ向かう旅では、高崎駅や越後湯沢駅周辺で駅弁を選ぶ楽しみがあります。

高崎なら、だるま弁当や鶏めし系の駅弁を選ぶと、山へ向かう旅の雰囲気が出ます。

越後湯沢で一息つくなら、米どころ新潟らしい弁当やおにぎりを選ぶのも良いです。

ただし、貝掛温泉は夕食の満足感も大切にしたい宿なので、昼の駅弁は食べ過ぎないくらいがちょうどいいです。

予約で狙いたいプラン

  • 1泊2食付きプラン
  • 南魚沼産コシヒカリを味わえる食事内容
  • 早めのチェックインができる日程
  • 1名利用可能な客室
  • 連泊できるなら2泊で湯治気分を深める

この宿は、到着が遅いともったいないです。

山奥の宿は、明るいうちに着いてこそ風情があります。宿の空気、建物、周囲の静けさを感じるためにも、午後早めの到着を目指したいところです。

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この宿がオススメな人

  • 観光より温泉そのものを重視したい人
  • 山の宿で静かに過ごしたい人
  • 米どころの食事を楽しみにしたい人
  • 人の少ない場所で心身を整えたい人

豪華な館内施設や派手な演出を求める人より、昔ながらの湯宿で淡々と過ごしたい人に向いています。

3 法師温泉 長寿館 木造旅館で過ごす上州の名湯一人旅

昔ながらの木造旅館に泊まりたいなら、群馬県の法師温泉 長寿館は一度は候補に入れたい宿です。

ここは、便利さや新しさを求める宿ではありません。

歴史を感じる建物、静かな山あい、木のぬくもり、名湯に浸かる時間を楽しむ宿です。

50代の一人旅でこの宿を選ぶ良さは、「若い頃には気づかなかった旅館の味わい」を感じられるところにあります。

古い建物の廊下を歩く音、湯船に入った瞬間の静けさ、夕食後に部屋で過ごす時間。どれも、今だからこそしみじみ楽しめます。

この宿が50代の一人旅に合う理由

  • 木造旅館の雰囲気そのものを楽しめる
  • 温泉に何度も入るだけで旅が成立する
  • 上州の山深い温泉地で、非日常感がある
  • 1泊2食付きで宿にこもりやすい
  • 一人で静かに建物や湯を味わいたい人に合う

法師温泉 長寿館は、にぎやかな温泉街を歩く旅ではなく、宿の中で時間を過ごす旅です。

だからこそ、宿選びの時点で「ここに泊まること自体が目的」と感じる人にはかなり満足度が高いはずです。

駅弁と車窓の楽しみ方

上州方面へ向かう旅では、高崎駅の駅弁を組み合わせると旅情が出ます。

だるま弁当は、山の幸を使った昔ながらの駅弁らしさがあり、上州の温泉旅と相性が良いです。

もう少し旅情を足したいなら、峠の釜めしを旅の途中で味わう計画も楽しいです。

駅弁を食べ、山へ近づき、バスや車でさらに奥へ入っていく。この「だんだん日常から離れていく感じ」が、法師温泉へ向かう旅の魅力です。

予約で狙いたいプラン

  • 基本の1泊2食付きプラン
  • 文化財の宿らしさを味わえる客室
  • 夕食付きで館内にこもれる内容
  • 到着時間に無理がない交通計画
  • 翌朝も温泉に入れる余裕のある行程

この宿は、夕食後の時間が良いです。

部屋に戻って、窓の外を眺める。館内の雰囲気を味わう。夜の温泉にもう一度入る。

何かをしなければいけない旅ではなく、何もしない時間を楽しむ旅になります。

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この宿がオススメな人

  • 歴史ある木造旅館に泊まりたい人
  • 温泉宿そのものを目的に旅したい人
  • 静かな山の宿で落ち着きたい人
  • 新しいホテルより、古い宿の味わいが好きな人

設備の新しさや便利さを最優先する人には向きません。

でも、古い建物の良さや、湯宿らしい空気を楽しめる人には、記憶に残る一泊になります。

4 渋温泉 歴史の宿 金具屋 長野電鉄で向かう昭和レトロな温泉街一人旅

ローカル私鉄に乗って、温泉街の夜を楽しみたいなら、長野県の渋温泉にある歴史の宿 金具屋も魅力的です。

長野電鉄で湯田中方面へ向かう道中は、温泉へ向かう鉄道旅らしい雰囲気があります。

車窓に北信濃の山並みや果樹園の風景を眺めながら、終点方面へ進む時間は、ひとり旅にちょうどいい落ち着きがあります。

金具屋の魅力は、温泉だけではありません。

昭和初期の木造建築、館内の湯めぐり、渋温泉の外湯めぐり、夜の温泉街の風情。宿に泊まるだけで、旅の内容が自然と濃くなります。

この宿が50代の一人旅に合う理由

  • 木造建築の存在感があり、泊まること自体が目的になる
  • 館内湯めぐりと外湯めぐりで一人でも退屈しにくい
  • 温泉街を浴衣で歩く楽しみがある
  • 夕食後の時間まで旅情を味わえる
  • 写真映えだけでなく、建物や温泉文化をじっくり楽しめる

渋温泉は、ひとりで歩いても寂しすぎず、かといって騒がしすぎないのが良いところです。

夕食後に外へ出て、下駄の音を聞きながら温泉街を歩く。少し冷えた空気の中で湯けむりを見る。

こういう時間は、50代の一人旅によく合います。

駅弁と車窓の楽しみ方

長野方面へ向かうなら、長野駅で駅弁を選び、長野電鉄へ乗り換える流れが自然です。

長野駅周辺では、信州らしい弁当やそば系の軽食を選ぶと、温泉旅の始まりとして気分が高まります。

長野電鉄では、特急ゆけむりなど展望を楽しめる列車に合わせられると、移動そのものが旅の見どころになります。

大きな窓から景色を眺めながら湯田中へ向かう時間は、車では味わいにくい余白があります。

予約で狙いたいプラン

  • 夕食付きプラン
  • 館内湯めぐりを楽しめる滞在時間
  • 温泉街散策しやすい早めの到着
  • 1名利用が出ている日
  • 食事内容を少し上げたプラン

金具屋に泊まるなら、到着してすぐ風呂、夕食後に温泉街、寝る前にもう一度風呂、翌朝に朝風呂という流れが理想です。

館内だけでも楽しめますが、渋温泉の街歩きまで含めると満足感がかなり増します。

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この宿がオススメな人

  • 昭和レトロな木造旅館が好きな人
  • 温泉街を歩く旅がしたい人
  • 一人でも退屈しない宿を選びたい人
  • 長野電鉄の旅と温泉を組み合わせたい人

静かな一軒宿で完全にこもりたい人より、宿と温泉街の両方を楽しみたい人に向いています。

5 秘湯にごり湯の宿 渓雲閣 にごり湯と部屋食でこもる山の温泉一人旅

白濁したにごり湯、山の温泉宿、部屋でゆっくり食事。

この3つに惹かれるなら、栃木県の秘湯にごり湯の宿 渓雲閣は候補に入れておきたい宿です。

観光を詰め込むより、温泉に浸かって、食事をして、部屋でのんびりする。そんな旅に合います。

ローカル線旅としては、那須塩原方面へ向かい、そこから山深い温泉地へ入っていく流れになります。

列車だけで完結する便利な旅ではありませんが、その少し不便な感じが、秘湯へ向かう気分を高めてくれます。

この宿が50代の一人旅に合う理由

  • にごり湯の温泉らしさをしっかり味わえる
  • 部屋食なら一人でも周囲を気にしにくい
  • 貸切露天風呂を楽しめる可能性がある
  • 山の宿にこもる一泊ができる
  • 食事付きで宿内完結の旅にしやすい

一人旅で意外と気になるのが、夕食会場での居心地です。

もちろん会場食でも問題ない人は多いですが、周囲が家族連れやカップルばかりだと落ち着かないこともあります。

その点、部屋食のプランがある宿は、一人旅との相性が良いです。

風呂上がりに部屋で食事をして、誰にも気を使わずに酒を飲む。これだけで、かなり満足できる旅になります。

駅弁と車窓の楽しみ方

那須塩原方面へ向かう旅では、東京駅や上野駅、大宮駅などで駅弁を用意してから出発すると楽です。

東北方面の駅弁は種類が多く、肉系、海鮮系、幕の内系など選びやすいので、出発前から旅気分を作れます。

山の温泉宿へ向かう日は、昼を駅弁で軽めに済ませ、夕食にしっかり食べる流れが合います。

特に渓雲閣では、温泉と食事を宿でじっくり味わうことが目的になるため、宿の夕食を楽しめる余白を残しておくのがおすすめです。

予約で狙いたいプラン

  • 部屋食プラン
  • 貸切露天風呂を楽しめるプラン
  • とちぎ和牛など料理グレードが高いプラン
  • 1名利用可能な日
  • 早めに宿へ入れる行程

渓雲閣は、安く泊まるだけより、料理や温泉の満足度を上げたほうが記憶に残りやすい宿です。

せっかく山の温泉宿まで行くなら、夕食付きでしっかり楽しむほうが後悔しにくいです。

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この宿がオススメな人

  • にごり湯の温泉に入りたい人
  • 部屋で静かに食事をしたい人
  • 山の宿で一人時間を過ごしたい人
  • 観光より温泉と食事を重視したい人

アクセスの便利さを最優先する人には少し面倒に感じるかもしれません。

ただ、その道のりも含めて「秘湯へ向かう旅」と考えられる人には、かなり満足度の高い一泊になります。

目的別に選ぶならこの宿

旅の目的 選びたい宿 理由
海の絶景を見たい 黄金崎不老ふ死温泉 五能線の車窓と日本海の露天風呂を両方楽しめる
静かに湯治気分を味わいたい 眼の温泉 奥湯沢 貝掛温泉 山奥で温泉と食事に集中できる
歴史ある木造旅館に泊まりたい 法師温泉 長寿館 建物、湯、山の静けさが旅の目的になる
温泉街の夜も楽しみたい 渋温泉 歴史の宿 金具屋 館内湯めぐりと外湯めぐりの両方が楽しめる
にごり湯と部屋食でこもりたい 秘湯にごり湯の宿 渓雲閣 一人で落ち着いて温泉と食事を味わいやすい

一人旅の満足度を上げる予約のコツ

温泉宿の一人旅は、同じ宿でも予約するプランによって満足度がかなり変わります。

安い素泊まりプランで泊まるより、夕食付きにしたほうが「温泉旅に来た」という満足感は高くなりやすいです。

特に今回紹介した宿は、宿で過ごす時間そのものに価値があります。

予約前に確認したいこと

  • 1名1室で予約できるか
  • 夕食付きか、朝食のみか
  • 夕食の場所は部屋食か会場食か
  • 最寄り駅から宿までの移動方法
  • 送迎の有無と予約条件
  • チェックイン時間に無理がないか
  • 露天風呂や貸切風呂の利用条件
  • 眺望の良い客室が選べるか

特に大事なのは、最寄り駅から宿までの移動です。

ローカル線旅は楽しい反面、電車やバスの本数が限られます。乗り継ぎが悪いと、宿へ着く前に疲れてしまいます。

予約前に、到着予定時刻と宿への移動手段だけは必ず確認しておきましょう。

50代男の一人旅なら、夕食付きプランを選んだほうが満足しやすい

一人旅では「夕食をどうするか」が意外と重要です。

温泉街に飲食店が多い場所なら外食も楽しいですが、山奥の宿や海辺の宿では、近くに店が少ないこともあります。

夕方に宿へ着いてから食事場所を探すのは、正直かなり面倒です。

その点、夕食付きプランなら、チェックイン後は温泉に入り、時間になったら食事をして、あとは部屋でゆっくりするだけ。

この流れが、50代の一人旅には合っています。

さらに、宿の料理は旅の記憶に残ります。

日本海の魚、南魚沼の米、上州の山の幸、信州牛、栃木の和牛。せっかく遠くまで行くなら、食事も旅の目的にしたほうが満足度は上がります。

一泊二日のモデル行程

1日目

時間帯 過ごし方
午前 出発駅で駅弁とお茶を買う
車窓を眺めながら駅弁を楽しむ
午後 ローカル線やバスで温泉地へ向かう
夕方 明るいうちに宿へ到着し、まず一風呂
夕食、地酒、夜の温泉、早めの就寝

2日目

時間帯 過ごし方
早朝 朝風呂に入る
朝食をゆっくり食べる
午前 温泉街や周辺を少し散歩する
駅で土産を買い、帰りの列車へ
午後 帰りの車窓を眺めながら旅の余韻を味わう

ポイントは、予定を詰め込みすぎないことです。

50代の一人旅は、観光地を何か所も回るより、良い宿でゆっくり過ごすほうが満足度は高くなりやすいです。

よくある質問

Q 一人で温泉旅館に泊まっても浮きませんか?

A 最近は一人旅向けのプランを出している宿も多く、平日なら一人客も珍しくありません。特に温泉、鉄道、写真、読書、湯治を目的にした一人旅は自然です。気になる場合は、部屋食や個室食、貸切風呂のある宿を選ぶと過ごしやすいです。

Q 夕食付きと素泊まり、どちらがいいですか?

A 今回のようなローカル線で行く温泉宿なら、基本的には夕食付きがおすすめです。山奥や海辺の宿は近くに飲食店が少ないこともあり、宿の食事まで含めて旅の満足感が上がります。

Q ローカル線の旅で注意することはありますか?

A 列車やバスの本数が少ないことです。乗り遅れると到着が大きく遅れることがあります。宿のチェックイン時間、夕食開始時間、送迎の条件を予約前に確認しておくと安心です。

Q 駅弁はどこで買うのがいいですか?

A 乗り換えの大きな駅で買うのが安心です。東京駅、上野駅、大宮駅、高崎駅、長野駅、青森駅、秋田駅などは選択肢が多く、出発前から旅気分を作れます。ローカル線の途中駅では売店が少ないこともあるので、早めに用意しておくのがおすすめです。

Q どの宿を選べば一番後悔しにくいですか?

A 海の絶景を重視するなら黄金崎不老ふ死温泉、静けさ重視なら貝掛温泉、歴史ある木造旅館なら法師温泉 長寿館、温泉街の雰囲気なら金具屋、にごり湯と部屋食なら渓雲閣です。自分が一番楽しみにしているものを一つ決めると選びやすくなります。

まとめ ローカル線、駅弁、温泉宿は50代の一人旅にちょうどいい

ローカル線に乗って、駅弁を食べて、鄙びた温泉宿へ向かう旅は、派手ではありません。

でも、50代になってからの一人旅には、その派手すぎなさがちょうどいいです。

車窓を眺める時間、駅弁を開く瞬間、宿に着いて湯に入る時間、夕食後に部屋で静かに過ごす時間。

どれも、誰かに気を使わず、自分のペースで味わえます。

今回紹介した5つの宿は、それぞれ旅の魅力が違います。

  • 海と夕陽なら、黄金崎不老ふ死温泉
  • 山奥の湯治気分なら、眼の温泉 奥湯沢 貝掛温泉
  • 歴史ある木造旅館なら、法師温泉 長寿館
  • 温泉街と館内湯めぐりなら、渋温泉 歴史の宿 金具屋
  • にごり湯と部屋食なら、秘湯にごり湯の宿 渓雲閣

どの宿も、ただ泊まるだけではなく、向かう道中から旅が始まります。

駅弁を買って、窓側の席に座って、車窓を眺めながら温泉宿へ向かう。

そんな一泊を、次の休みに入れてみるのも良いかもしれません。

※部屋タイプ、設備、料金、アクティビティ内容、送迎条件は変更されることがあります。予約前に最新情報をご確認ください。