今年も残すところあと半月ちょっと。

 

おかげさまで、今年もあちこちで演奏させていただく機会があって、

発見・反省・喜び・出会い…、

ひとりで弾いているだけでは味わえない、豊かな「実り」をいただいたように思います。

 

 

一昨日の日曜日、

地元の文化センターで、歌・ヴァイオリン・ピアノ・ピアノ連弾・舞のコンサートがあり、出演させていただきました。

『音楽の贈り物コンサート II』というコンサートです(樽井まちづくりの会 主催)。

 

 

実は昨年の12月、同コンサートに演奏依頼をいただいていたのですが都合がつかず、

連弾パートナーである遊馬俊恵さんに代打をお願いした経緯があり、

今年こそ!と、今回はスケジュールも重ならず、念願の出演となりました。

 

 

昨年の第1弾コンサートと違うのは、今回、まちづくりの会の方の提案で、

総合芸術である「バレエ」を皆さんに楽しんでもらえたらどうか、ということで、

なんと…バレエを習っている我が娘にご依頼いただいたのです。

そして親の私がピアノ伴奏という嬉しいご提案。

 

 

バレエにピアノをつけることは私の夢でもありましたが、

…いやいや、うちの娘にそんな大役申し訳ないです、

まず本人のやる気がそもそもどうなのか…とお伝えしたのですが、

 

早速本人に、「やるの?」と訊くと、意外にも「やるやる」と、二つ返事(驚)。

くるみ割り人形の「スペインの踊り」を踊ることに。

 

そこからバレエの先生にご相談、許可も快くいただいて(感謝です)、

レッスンもつけていただいたばかりでなく、当日はなんと先生が本番前に会場に下見にまで来てくださり…
会場の舞台のとり方、椅子の配置に助言を頂いて、大変心強かったです。

 

 

こんな経緯があり、さて、素晴らしいお天気に恵まれた本番当日。

 

 

まずはまちづくりの会のメンバーでもあり、手配・進行などたくさん頼らせていただいた方のソプラノ独唱から幕開け。


次に、今年に入って2度目の共演をさせていただく、ヴァイオリニスト藤井順子さんとの演奏。

エルガーの「愛の挨拶」、ブラームスの「ヴァイオリン・ソナタ第2番」、そして「情熱大陸」を。

藤井さんの、感情たっぷりに歌うヴァイオリンが大好きです。

 

そこから私のソロ。

今回はアンコールでは、ドイツのジャズピアニストの「ショパンのノクターン」や、「愛の讃歌」のアレンジを弾かせていただきました。

 

休憩を挟んで、サプライズで!”小さなステージ”と題した、娘のバレエ。

藤井さんにヴァイオリンを入れていただき、贅沢な伴奏となりました。ありがとうございました。

なにより、皆さんに喜んでいただけて良かった!

 

 

次に、ソプラノ独唱してくださった方の、音大時代からのほぼ60年来のお付き合い、とおっしゃるご友人同士での連弾。

音楽とともに繋がられるお二人の友情に心があたたまると同時に、私自身も遊馬さんとずっとずっと連弾続けていけたら、と思いを新たにしたのでした。

 

 

それから最後に、「みなさんで歌いましょう」で、秋の歌、冬の歌を合唱。

 

「小さい秋みつけた」「虫の声」「もみじ」「たきび」「冬景色」「冬の星座」などを、会場の皆さんと声を合わせて歌い、

小さい時には分からなかった日本語の美しさに彩られた珠玉の作品に感動…。

”唱歌が忘れられていくことを危惧しています”と、青島広志先生もおっしゃっていますが、

私も音楽家として、日本の四季の美しさ(春や秋がどんどん短くなっていますね)や人間がどう生きるべきかを短い曲の中に歌いこんでいる唱歌を、いつでも歌えるようにしておかなければいけない、と思ったのでした。

 

皆さんの心がひとつになったところでコンサートは終演。

来年もまた「第3弾」が実現したら嬉しいです。

ご来場くださったお客様、温かな拍手と笑顔をありがとうございました。

「樽井まちづくり会」の皆様、コンサート開催へのご尽力に、心より感謝いたします。