昨日はくにたち芸術小ホールで、ソプラノの芸大後輩の発表会でピアノ伴奏をしてきました。
3年前に初めての発表会となるはずだったものが、昨日3年越しに叶った会となったわけですが、
……それはそれは温かくて立派な発表会でした。
私は15人ほどの生徒さん、曲としては25曲ほど・・・・ディズニーあり、日本歌曲あり、イタリア歌曲あり、オペラのアリアありの様々なスタイルの曲を当日午前中のリハ、1回ずつの合わせで本番に臨んだ会となったことで、数分ずつのリハでなんとしてでも生徒さんたちの歌い方、音楽の持っていき方を掴むのに集中が必要でした。
皆さんリハで感覚をつかんで、本番では私のピアノにも寄り添ってくださり、緊張の中でもこれまでの練習の成果をだしきる強い力を感じながら、私も忘れられない舞台体験をすることができました。
なかでも、12月に突然車椅子生活を強いられる生活になったものの、発表会になんとしてでも出る!という強い意思で舞台で歩くまでにご回復されたという90歳を超えられた生徒さんの歌われた「からたちの花」にすっかり魅了されてしまい、音楽の力、歌の力を改めて見直したと同時に、なによりこれまで「声をだす催しものは禁止」「マスク着用での歌唱」など制限の多々あった生活からやっと脱することができたことに本当に「良かった・・・・・」としみじみ思ったのでした。
舞台裏での門下生高校生Boysの頼れる働きぶり、そんなBoysに「だいじょうぶだよ!がんばって!」と励まされる小学生Girls、初対面なのに手を握ったりハグしたりしてお互い励まし合う女の子たち・・・講師演奏(後輩)の歌に「先生すごい!」と声をあげて聴き入る生徒さんたち。
そんな光景に、
音楽は一人でもできるけど、共有することがどんなに大事か、改めて思い知らされた発表会でした。
私もたくさんの方々と、そんな温かいステージで曲を一緒に作れたことがとても嬉しいです。


