年中さんから教えている小4Tくん。


レッスン室入ってくるなり、



『先生、これ。学校で手紙書いた。』


と、宛名がわたしの名前と住所の封筒。


なにやら国語の授業で、「お世話になっている人に手紙を書こう」という課題だったようで。


封筒に入った正式なお手紙を小学生からもらうことなんて滅多にないから、本当に驚いて、


はじめ、言葉が出てこなくて固まったのだけど(笑)




実は最高に嬉しくて、泣きそうになっていました…


『ありがとう!今読んでもいいのかな?』

『だめ、あとで!』

『わかった』


と、まずはレッスン。



ちょっと前から一曲入魂で頑張っているカルメンの前奏曲が、先週に比べてぐっと良くなっていて、今日は最後まで譜読みを一緒にやって、



『よし、来週、再来週とこの調子でいけば、7日のお披露目会(教室でやる)でも弾きたかったら弾けそうじゃない?』

『うん、途中まででもいいしね』

『そうそう。弾けそうなら弾いてみたらいいよ』


と、自信が少し出てきたみたいで良かった。


レッスン中も、何度も何度も披露してくれましたし、できないところを部分的に一緒にやった後でも、『また最初から弾こうっと(笑)』。



レッスン終わったら、


『さっきの手紙、オレが完全に窓から見えなくなったら、みてね』


と、言うところもまたかわいかったなぁ…




ドキドキしながら読みました。

わたしのほうこそ、レッスンで毎回会えるのを楽しみにしているよ。

大切にします。
Tくん、ありがとう。