昨日は、友人のピアノ協奏曲の本番のある文化会館まで、スタッフの一員として聴きに行ってきました。

 

数ヶ月、オーケストラパートである第2ピアノを私は担当し、練習を共にしてきたのですが、彼女の努力を友人の中ではおそらく一番近くで見てきたからこそ、当日は音が深く身に染み、心に染みました。

 

 

市民音楽会というイベントで、他にヴァイオリン、ソプラノ独唱のプログラムもあり、最後に我が友人のモーツァルトのピアノコンチェルト第19番。本来ならお客様をいれての演奏会のはずだったのですが、コロナのこともあり、無観客で収録し、のちのち動画配信するスタイルに変更になったのです。

(だから拍手もできなくて…なんだか不思議な気分でした)

 

 

 

こんなご時世になってしまって、弦楽器アンサンブルや歌の生演奏を大ホールで聴く機会も1年以上なかった…

 

 

数人しかいない大ホールの隅々まで満たされる弦や古楽器、歌やピアノの音。

音というものは、発した瞬間、その後一瞬で消えてなくなってしまうものだけど、だからこそ儚くて美しいもの。

空気・空間に音が充満し、包まれる感覚はやはり素晴らしく。

 

 

やっぱりライブはいいね、こうじゃなくちゃね!と、

同じくスタッフとして聴きに行っていた友人たちと、改めて思いを分かち合いました。

 

 

手に汗握るとはこのことだろう、

友人が貴重な練習時間を捻出し、様々なハードルをひとつひとつ日々乗り越えて臨んだ舞台だったから、

私は決してリラックスして聴ける状況ではなかったけれど、

 

美しい歌と化した第2楽章を聴きながら、今まで二人で2台ピアノで合わせてきた一喜一憂の時間が蘇ってきて、思わず涙をぽろりしてしまったのでした。

 

 

 

よくやったよ!

 

おめでとう。

そして素敵な演奏をありがとう。

伴奏の機会をありがとう。

 

 

彼女とはこれから一緒に演奏する機会もあると思いますが、ますます楽しみになったのでした。