「(連弾演奏会を)やる」と決めてから年末年始返上で合わせ練習をしてきたその本番が、昨日でした。

 

 

 

 

最近は暖かくなったり、寒くなったり、本当予想のつかない気候が常なので、本番の日も雪なんかドカドカ降ってしまったらどうしよう、ホワイトクリスマスなら素敵だけど…ホワイトコンサート??!!

 

などと心配していたのですが、無事に真っ青な空の日となりました。

 

 

ピアニスト同士で一つの音楽を作り上げるその過程は大変で苦労もしたけれど、楽しさもたくさんあって、

久しぶりにちゃんとした舞台に立ったときの高揚する気持ちは、心地よいものでもありました。

 

 

演奏前にはゼリー飲料・バナナ・アリ○ミン。

息が浅くなってくる、手が冷たくなってくる、そうそう、この感覚この感覚!

緊張で演奏中に足が攣る(手じゃなくてまだ助かるけど)、これこれ、キタキタ…

 

なんて、笑ってしまうようなあの時の感覚がそのまま戻ってきて、

でもソロリサイタルのときはもっとそりゃひどいものだったけど、

すぐ隣に「共にゴールに向かって頑張ってきた人がいる」という安心感はこれまでに無い素敵な感覚で、

 

 

連弾というスタイルも、これでやめずにもう少し突き詰めていきたいな、と思ったのでした。

 

 

昨日もこれまた温かい聴衆の皆様で。

偉大な作曲家の残した偉大な作品を、私たちの今・その時の音を通して聴いていただける。

こんな幸せなこと、ない。

 

 

聴いてくださる方と作品の素晴らしさを共有しながら、

今・その瞬間、

どなたかの心に、少しでもいいから私の音が柔らかく着地してくれたらいいなぁなんて思いながら弾いていました。

 

 

 

 

↑右の体格がいいのが私です… 2人で初春の梅と桃のイメージで。

 

 

 

聴きに来てくださったお客様、ありがとうございました。

練習・本番に協力してくれた家族にありがとう、そしてスタッフの方々、ありがとうございました。