サブシステムのスピーカーケーブルは
カナレの4S6を片側5m
計10m使って引き廻してます。
4S6は導線がタフピッチ銅で
同じ作りで導線がOFCの
4S6Gと言うスピーカーケーブルも
カナレはライナップしてます。
その4S6Gを10m手配して
4S6との聴き比べをしてみました。
端子は
オーディオテクニカのバナナ端子を用意しましたが
ケーブル本体より端子の方が
高く付いてますね。
ケーブルは印字の位置を揃えて切断して
左右はmm単位で揃う様にしてます。
こちらが4S6Gで
こっちが4S6です。
カナレの良心的なところは
この印字の1709ってところでしょうか。
これは製造年月の印字で
この4S6は2017年9月って事ですね。
今回の4S6Gは2109の印字なので
2021年9月。
4年の開きがある訳です。
さて両方のケーブルを
付設して
同じ音源で交互に聴き比べてみました。
4S6の音が基準になりますね。
4S6Gに替えて感じたのは
音がハッキリする事で
少し音が大きくなった感じすらします。
高音がよりシッカリ出るので
そう感じるのかな?
作りは全く同じで
導線の質がタフピッチ銅とOFCと言う差で
音は結構変わると言うのを再認識。
純粋に導線の違いが聴き比べれるのは
カナレのこのケーブル以外自分は知りません。
そう言った意味では
貴重な聴き比べですね。
イメージ的にOFCは音が柔らかくなるかと
思ってましたが
実際にはエネルギー感が増す方向の
変化だったのは発見ですね。
導線の質で抵抗値は変わるでしょうから
ロスの少ない方が
よりエネルギー感の有る音に成るのは
ある意味当然の結果でしょうか。
でも実際に確認しないと分からないので
良かったです。
常用は4S6Gで決定で
4S6はお眠りとなります。
同じ聴き比べで
4S6と4S8の太さ違いの聴き比べも
した事が有りますが
そちらの方が違いは少なかった気がします。
カナレでは引き廻す距離で
太さを変える指標の表も
カタログに載せてるはずで
長いなら太く短いなら細くすると
同じ結果になるとしてます。
4S8は音質と言うより
取り回しの悪さで使って無いって感じです。
少し低音の出方は違いは感じ
4S8の方が低音感は有りましたね。
スターカット構造で
ノイズ感が少ないのが
カナレの好きなところだったりします。
後は安さですね。
この値段でこれだけ鳴れば
自分はサブでは満足です。



