メインシステムのFMチューナー
トリオのKTー9700が故障して
修理に出して半年。

まだ相手側からは連絡は無く
いつ頃直るかは全くの未定です。

その間の繋ぎで
ケンウッドのKTー5020を
ハードオフの中古で購入して
使っていました。

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少々音が薄くて聴いていて詰まらないですが
繋ぎのチューナーなのでこれで十分な筈でした。

今日
暇で午前中に少しハードオフに
お出かけしたのが運の尽きでした。

ジャンクコーナーに
とあるチューナーがあり価格が
ジャンクで8,000+税。

滅茶苦茶悩んだ末に

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お買い上げしてしまいました。

写真でオンキヨーのチューナーとは
分かると思いますが
オンキヨーのチューナーは顔が一緒で
機種迄はこれでは分からないですよね。

これはFM専用チューナーで
Tー429Rと言う
1982年に69,800円位の
中級チューナーです。

決め手は

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この中身ですね。

同じオンキヨーでも機種によっては
基板が半分位の製品がある中
これは比較的しっかりしたチューナーです。

5020の中身は

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こんな物でやっぱり造りの安さが
音に現れてると思います。

いそいそとチューナーを入れ替えて
確認をしましたが
ランプ切れもなく受信もしました。

ただ選曲のダイヤルが少しダルく
反応が緩やか。

何故か?

それはバリコンの造りから来る物だと思います。

どうしてか?

それは

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バリコンのプーリーが傾いてるのが
分かるでしょうか?

バリコンのシャフトにガタが有り
糸に引っ張られてプーリーが
傾いているのです。

バリコンのシャフトの機械強度が
根本足りてない証拠ですね。

トリオのチューナーのバリコンで
こんなヤグイ造りは無い気がします。

音はゆったりした音調で
5020の無味乾燥な音より
肌感を感じる音です。

ただし極僅かに
ジュルジュルと言う
マルチパスノイズ的なノイズが
発生していて静かな曲や
会話の時には少々気になりますが
これは全く修理調整をされた痕跡の無い
この個体では調整ズレは発生してるでしょうから
仕方ない部分は有るでしょう。

かといってこれまで修理に出して
調整する気が無いので
このまま使おうと思います。

ただ極僅かのノイズが
気になるようでしたら
ノイズの無い5020に戻す可能性は
否定しませんが。