此処しばらくは使いもしないアナログプレーヤー絡みの記事が多いですが
今回もまた懲りもせずアナログネタをだらだらと書こうとしています。
自分が使っているアナログプレーヤーはKENWOOD KP-9010で
特に気難しい事もなくカートリッジは交換出来ます。
今現在使っているカートリッジは
オーディオテクニカのAT-33PTGを同じく
テクニカのヘッドシェルAT-LH13/OCCに取り付けたのと
デンオンのDL103-LC2をこれまたテクニカのAT-LH13/OCCに
取り付けた物の2個を使い分けています。
今回もまた懲りもせずアナログネタをだらだらと書こうとしています。
自分が使っているアナログプレーヤーはKENWOOD KP-9010で
特に気難しい事もなくカートリッジは交換出来ます。
今現在使っているカートリッジは
オーディオテクニカのAT-33PTGを同じく
テクニカのヘッドシェルAT-LH13/OCCに取り付けたのと
デンオンのDL103-LC2をこれまたテクニカのAT-LH13/OCCに
取り付けた物の2個を使い分けています。

このオーディオテクニカのヘッドシェルAT-LH13/OCCは
昔から有る定番モデルで
ヘッドシェルの根本、つまりアームとのコネクタ部分が稼動することにより
オーバーハングとシェルの傾きの調整が出来
カートリッジは長穴に固定するのではなく
シェルのタップに直接ネジ止めが出来るのが売りになっています。
ネット上で検索すると結構使っている人が多く
今更語る必要も無いと言えますが
このシェルはその構造上使えない場面が多い存在でもあります。
KP-9010の取説ではカートリッジはヘッドシェルのコネクタ部分の段差、
つまりアーム先端から51.2mmの位置に
針先が来るようにと言う指定が有りますが

この通りの位置にカートリッジを固定しようと思うと
AT-33PTGが固定出来る限界の位置関係となります。
AT-33PTGが固定出来る限界の位置関係となります。
DL-103LC2ではそのAT-33PTGのシェル調整位置から
更にシェル根本の調整部を1mm程伸ばす必要が有り
厳密には調整部がきちんと固定出来ない
位置関係となってしまいますが
それでも全く固定出来ない訳ではないので
半ば見て見ぬふりして今まで使っていました。
とは言え同じシェルに取り付けたこの2個のカートリッジは
スペック上はさしたる違いは無いのに
実際に聴き比べるとDL-103LC2は音が中央に寄り
広がり感もなく低音、高音ともにいまいち抜け切らない音だったのが
もしかしたら強引に使っているヘッドシェルが悪さをしているかも?
と思う様になりました。
調整部と言うのは便利でありながらも強度低下の原因となり
本来はコネクター部はシェル部分に深めにはまり込んだ位置関係で
固定する事で稼動部分の強度不足を補え
その性能を確保出来るシェルで有る以上
固定部の掛かりが少ないのはマイナス要因の何物でもなく
厳密にはAT-33PTGもその接合部の掛かり量を見ると
余り宜しいとは言えず瞬間接着剤を隙間に流し込んで
使っている様な状態だったりします。
(オーディオテクニカがこのコネクター部分のロングバージョンの
オプション設定を用意すればそれなりに需要は見込める気がします。)
元々このDL-103LC2は現在死蔵している
KP-1100におまけで付いてきたカートリッジで
KP-1100の純正ヘッドシェルに取り付けられていましたが
シェルコードが半ば自作ぽいやたら太いケーブルを使い
ブチルゴムを制振からかシェルに貼付けており
見た目の時点で気に入らず
音出しもせず問答無用でAT-LH13/OCCにDL-103LC2を取り付け今に至りますが
現状のAT-LH13/OCCの取り付け状態よりかは
KPの純正ヘッドシェルに取り付ける方が良い気がして
シェルの交換作業をすることにしました。
とは言えKP-9010の純正ヘッドシェルはアルミダイキャスト製で
仕上がりが気に入らず
バフによりシェルを磨いてからカートリッジを取り付ける事にしましたが
純正ヘッドシェルでも磨いてなんちゃって鏡面仕上げになると
それなりに高級感が出ます。
更にシェル根本の調整部を1mm程伸ばす必要が有り
厳密には調整部がきちんと固定出来ない
位置関係となってしまいますが
それでも全く固定出来ない訳ではないので
半ば見て見ぬふりして今まで使っていました。
とは言え同じシェルに取り付けたこの2個のカートリッジは
スペック上はさしたる違いは無いのに
実際に聴き比べるとDL-103LC2は音が中央に寄り
広がり感もなく低音、高音ともにいまいち抜け切らない音だったのが
もしかしたら強引に使っているヘッドシェルが悪さをしているかも?
と思う様になりました。
調整部と言うのは便利でありながらも強度低下の原因となり
本来はコネクター部はシェル部分に深めにはまり込んだ位置関係で
固定する事で稼動部分の強度不足を補え
その性能を確保出来るシェルで有る以上
固定部の掛かりが少ないのはマイナス要因の何物でもなく
厳密にはAT-33PTGもその接合部の掛かり量を見ると
余り宜しいとは言えず瞬間接着剤を隙間に流し込んで
使っている様な状態だったりします。
(オーディオテクニカがこのコネクター部分のロングバージョンの
オプション設定を用意すればそれなりに需要は見込める気がします。)
元々このDL-103LC2は現在死蔵している
KP-1100におまけで付いてきたカートリッジで
KP-1100の純正ヘッドシェルに取り付けられていましたが
シェルコードが半ば自作ぽいやたら太いケーブルを使い
ブチルゴムを制振からかシェルに貼付けており
見た目の時点で気に入らず
音出しもせず問答無用でAT-LH13/OCCにDL-103LC2を取り付け今に至りますが
現状のAT-LH13/OCCの取り付け状態よりかは
KPの純正ヘッドシェルに取り付ける方が良い気がして
シェルの交換作業をすることにしました。
とは言えKP-9010の純正ヘッドシェルはアルミダイキャスト製で
仕上がりが気に入らず
バフによりシェルを磨いてからカートリッジを取り付ける事にしましたが
純正ヘッドシェルでも磨いてなんちゃって鏡面仕上げになると
それなりに高級感が出ます。
この部分は多分に色々な考えが有り
今回シェルのカートリッジ取り付け面も
バフによりツルツルに仕上げてカートリッジを取り付けてみましたが


見事にツルツルなのでネジ止めしても
シェルを押さえてカートリッジを摘んで動かすと
結構簡単に位置がずれてしまいます。
磨いていない状態では表面のざらつきが
抵抗になりそういったカートリッジが動く様な事はなく
レコードをトレースしている間中常に引っ張られる力が掛かる
カートリッジには滑りやすい物に固定することは不利な気もしますが
カートリッジの取り付け面も粗く
シェル取り付け面も粗い状態同士で固定するのは
何箇所かの点当たりでカートリッジとシェルが接触しているだけで
それがカートリッジがずれない事に効いているとは言え
点当たりで針のトレース時の振動を受け止める事は
カートリッジとシェルの振動にズレが発生するような気がして
どうも気に入らずシェルを磨く事により極力面当たりをするようにして
シェルとカートリッジが同じ振動で動く様にした方が良いと思い
今回磨いてから取り付けてみました。
磨く前後で音が違うのかはそのまま放置されている
KP-1100のシェルにDL-103LC2を取り付け
聴き比べれば済む話しですが
そこまでして調べる気にはならず
磨いた効果は有るかは分からないながらも
AT-LH13/OCCからKP-9010純正に取り付けた違いは
作業の流れから確認は出来ました。
結果としてはやはり取り付けが強引なDL-103LC2とAT-LH13/OCCのコンビより
KP-9010純正のコンビの方が音は左右に広がり
上も下もある程度納得出来る物になってきました。
ただ密度感は薄く
そうなるともう少し上を望みたくなるのが
この趣味を楽しむ人間の悪い癖で
何か別のヘッドシェルを用意した方が良いかな?
と思うようになってしまいます。
ただ
AT-33PTGとの聴き比べではほんの少し音がまったりして
迫力が薄い部分は有っても
逆にその分ボリュームを上げて聴いても五月蝿くならない音で
多少音が迫り出す傾向のあるAT-33PTGと思うと
かなり後ろに引いた感じなので
少し広い部屋でスピーカーを離し気味で聴いている感じに
なるのは逆にアドバンテージと言えるでしょう。
良く言われるこの2つのシリーズの高音の違いに関しては
今現在自分の聴力では13kHz辺りまでしか聴こえないので
正直さして違いを感じる事もありません。
つまりわざわざ新しいヘッドシェルをDL-103LC2に用意しなくても
本気で聴き込みたい時にはAT-33PTGを
本でも読みながら流す時にはDL-103LC2が
適している感じと成り
これなら2個のカートリッジを上手く
使い分けできそうです。
とは言えそれだけで丸く納まる程
自分は人間が出来ていません。
今現在AT-LH13/OCCが1個使い処もなく死蔵状態になったのが
もったいないと思う気持ちもあり

このシェルでKPに上手く付けれるカートリッジがこれまた一つ欲しいなんて
使いもしないのに思うのですから始末が悪い事この上ないと言えます。
特に以前MM型はまともに鳴らずに挫折して
全て処分した過去があり、
MM型に対してのリベンジもしたいという
欲求も燻っていたのですから始末は悪く
気付けばネット通販でシュアーM97XEを購入してしまいました。

完実電気の正規輸入品では無いようで
価格は大変お買い得だったのが
決め手となってしまいましたが
そんな事は対した問題ではなく
大事なのはこのMMカートリッジは以前のリベンジに成るか?
この一点が全てでしたが
結論から言えばシェルに取り付け
初めてトレースするレコードはかつてMM型は全て針飛びを起こし
まともに再生出来なかった一枚を選んだのに
M97XEは何事も無くその一枚を再生しました。

音はまだまだ硬く耳が痛く成る感じがしますが
これから使って行く中でなかなかに
可能性が高い雰囲気を持ち合わせていて
楽しみがまた一つ増えた様に思えてきました。
自分はひょんな事からカートリッジが3個仕舞える
オーディオテクニカのカートリッジキーパーを手に入れていて
現状あと1箇所カートリッジキーパーに空きがあり
そこにカートリッジを並べたいという

無意味なコレクション精神も働き
何故かAT-33PTGと
AT-33PTG/2の同時所有をしてみたいとか
オルトフォンのMC☆20Wが欲しいとか等と
意味不明な悪魔の囁きは今は聞こえないふりをして
意味不明な悪魔の囁きは今は聞こえないふりをして
これ以上シェルやカートリッジを
買うことが無いように気をつけたいと思います。
買うことが無いように気をつけたいと思います。