研究対象:恋。04 | 自分サイエンス研究所

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離れられない理由を、
愛だけにしない。

苦しい。

何度も傷ついた。

もう終わった方がいいと、
頭では分かっている。

それでも、離れられない。

人間はそれを、

「こんなに好きだから」

と説明することがある。

でも、

「離れられない」は結果であって、
理由ではない。

愛かもしれない。

執着かもしれない。

一人になる恐怖かもしれない。

いつか変わってくれるという期待。

ここまで費やした時間。

手に入らなかった悔しさ。

傷ついたあとに訪れる、
一瞬の優しさ。

離れては戻るたびに生まれる、
強い刺激。

いくつもの感情や記憶が絡まり、
ひとつの関係をつなぎ止めることがある。

その中に愛があったとしても、
すべてが愛とは限らない。

愛。

執着。

依存。

恐怖。

期待。

慣れ。

刺激。

人間は全部をまとめて、
「好き」と呼ぶことがある。

離れられない自分を、
責める必要はない。

ただ、

すべてを愛と呼んでしまえば、
関係を動かしている仕組みが見えなくなる。

問うのは、

まだ好きかどうか、ではない。

何が私を、
ここに留めているのか。

恋は盲目。

だから、つながっている理由まで観察する。

JIBUN SCIENCE LAB.

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