ドキドキした。
これは、事実。
運命の人だと思った。
これは、解釈。
胃が痛くなった。
これは、事実。
好きすぎるから苦しい。
これは、解釈。
離れようとすると、
不安でたまらなくなる。
これも、身体に起きた事実。
魂の半身だから離れられない。
そこから先は、解釈。
身体の反応と、
人間がつけた意味は、同じではない。
ドキドキは、
好意かもしれない。
恐怖かもしれない。
緊張かもしれない。
過去に知っている何かと、
似ていたのかもしれない。
離れられないのは、
深く愛しているからかもしれない。
でも、
不安に慣れすぎて、
安心できる関係が分からないだけかもしれない。
身体の反応を否定しない。
なかったことにもしない。
でも、
恋という結論を急がない。
身体は嘘をつかない。
しかし人間は、
身体の反応を誤読する。
「感じた」ことと、
「だから、こうだ」を分けてみる。
その間に、
まだ調べていないものがある。
SEASON II
研究対象:身体反応。06
ドキドキした。これは事実。
運命の人だ。これは解釈。
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