それ、誰の基準?第5話 | 自分サイエンス研究所

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多数派は、法則ではない。


「みんな、そうしているから。」


「普通は、そうだから。」


「それが一般的だから。」


何かを決める時、


多数派であることは、

安心材料になります。


たくさんの人がやっている。


長く続いている。


世の中では、

それが当たり前になっている。


だったら、


きっと正しい。


そう思いたくなることがあります。


でも、


多くの人が信じていることと、

法則であることは違います。


たとえば、


多数決で、


右と左の位置が

入れ替わることはありません。


みんなが望んだからといって、


精子だけで

受精することもありません。


どれだけ流行が変わっても、


人間の身体の構造まで

流行に合わせて変わるわけではない。


生命の仕組みは、


「何人がそう思っているか」


では決まりません。


一方で、


社会の基準は変わります。


昔の常識が、


今では非常識になることもある。


今の普通が、


10年後には

まったく違っているかもしれない。


だから私は、


「みんながそうしている」


という理由だけでは、


答えにしたくありません。


もちろん、


多数派が間違っている、

という話でもない。


大切なのは、


人数ではなく、根拠を見ること。


100人が言っていても、


一度、確かめる。


一人しか言っていなくても、


一度、確かめる。


多数派にも、


少数派にも、


それだけで

正しさを与えない。


何を根拠に、


そう言えるのか。


何を基準に、


そう判断しているのか。


そこを見る。


「みんなそうだから。」


で思考を止めない。


多数派は、

法則ではない。


それ、誰の基準?


JIBUN SCIENCE LAB.


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