「ちゃんと」は、誰のため?
ちゃんと働く。
ちゃんと育てる。
ちゃんと家事をする。
ちゃんとした親になる。
ちゃんとした大人になる。
ちゃんとした経営者になる。
「ちゃんとすること」は、
一見、
とても良いことに見えます。
もちろん、
責任を持つことも、
約束を守ることも、
相手への礼儀も、
大切です。
でも、
時々思います。
その「ちゃんと」は、
何を基準にしていますか。
誰かに認められること?
怒られないこと?
迷惑をかけないこと?
恥ずかしくないこと?
世間から見て、
正しく見えること?
「ちゃんとしなきゃ。」
そう思った時、
私たちは意外と、
何をちゃんとするのか
までは考えていません。
仕事では完璧。
お客様にも丁寧。
約束も守る。
周りから見れば、
とても「ちゃんとした人」。
でも、
一番近くにいる家族には
余裕がない。
自分の身体の声は
ずっと後回し。
疲れていても休まない。
苦しくても、
「まだ大丈夫。」
そう言ってしまう。
それも、
本当に
「ちゃんとしている」
と言えるのでしょうか。
私は、
ちゃんとすることを
やめたいわけではありません。
むしろ、
何に対して、
ちゃんとするのか。
そこを見たい。
外から見えるところだけを
整えることと、
自分の生活そのものを
大切にすることは、
同じではありません。
仕事。
お客様。
仲間。
家族。
そして、
自分自身。
どれか一つだけではなく、
その人が何を大切にしているかは、
日常のいろんな場所に
現れます。
だから、
「もっとちゃんとしなきゃ。」
と思った時こそ、
一度だけ聞いてみる。
誰のために?
そして、
何を大切にするために?
「ちゃんと」は、
自分を追い込むための
言葉じゃなくていい。
それ、誰の基準?
JIBUN SCIENCE LAB.
