普通に見えることと、何も起きていないことは違う。 | 自分サイエンス研究所

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私は、いま、たぶん
いつも通りに見えている。

普通に出かけるし、
買い物もする。

ご飯も作るし、
仕事もする。

SNSも更新する。

たぶん、私が何も言わなければ
誰も「何かがおかしい」とは思わない。

でも、

自分の中では
全然いつも通りじゃない。




何でもない時間に
考えていることが違う。

選ぶ曲も変わった。

今まで気にも留めなかった言葉が、
急に引っかかる。

家の中を片付ける量も、
自分でも驚くくらい増えた。

ずっと放置していたものを捨てて、
ずっと見たくなかったところまで
掃除している。

体も、いつもと少し違う。

大きく崩れているわけじゃない。

でも、自分には分かるくらい、
ちょこちょこと反応が違う。

そして、こんな投稿を書いている。


ひとつひとつだけ見たら、

だから何?

っていうくらいのこと。

掃除をした。
曲を選んだ。
買い物をした。
ご飯を作った。

SNS投稿した。

それだけ。

でも、

その「それだけ」が
今の私には、全然それだけじゃない。

外側はいつもの日常なのに、
内側では、何かがずっと動いている。

人って、

こんなにも普通に生活しながら、
誰にも気づかれないところで
いつもとは全然違う時間を
生きることがあるんだなと思う。

私が言わなければ、
たぶん誰にも分からない。

倒れているわけでもない。
泣き続けているわけでもない。
生活が止まっているわけでもない。

むしろ普通に動いている。

それなのに、

自分では分かる。

今の私は、
いつもの私じゃない。

普通に見えることと、
何も起きていないことは、

たぶん、同じじゃない。


そしてきっと、

私が知らないだけで
誰かも今日、

何でもない顔をして
何でもなくない時間を
生きているのかもしれない。


だから少しだけ、

人の見えないところを
想像できる人でいたいと思った。