わらこ精霊 秋だより編 〜海風にひらくもの〜✨

磯花ひより(室蘭・むろらん) いそはな ひより 中1

🎵 2.「羽が生えたら、どこへ行こう」
見えない風が、背中のどこかをそっと押す。🪽




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🌅 朝
室蘭の朝は少し肌寒く、窓を開けると海からの潮の香りがすぐに飛び込んでくる。🌊
「今日もカモメが鳴いてるなぁ」なんて独り言をつぶやきながら制服のリボンを結んでいたら、窓の外から本当にカモメの声が。思わず笑ってしまった。
登校の道すがら、友達が「ひより、また空見てる〜」と声をかけてきた。
「うん、声がよく伸びそうな空だなって思って」
「なにそれ〜詩人っぽいね〜!」と笑われて、でも一緒に歩く足取りが軽くなる。
信号待ちの間に潮風が吹いて、髪がふわっと揺れた瞬間、「今日も頑張れそう!」と胸の中で小さくガッツポーズ。✊




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📖 午前の授業
1時間目の国語は「最近感じたことを短文に書こう」という課題。
私は迷わず「風」と書き出した。🖊️
“風は見えないけど、いつも背中を押してくれる”
それを書いていると、隣の子が覗き込んで「ひよりって、なんでそんなにすぐ書けるの?」と驚いた顔。
「んー、ただ思ったことを書いただけだよ」
そう返すと、「でもなんか前向きになる〜」と笑われた。
その一言が嬉しくて、ノートの文字が自然と弾んで見えた。





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🍴 給食
今日の献立は、ごはん・厚焼き卵・小松菜のごま和え・豚汁・牛乳。🍚🥚🥢🥛
配膳が始まると「やった〜卵焼きだ!」とクラス中がちょっと浮き足立つ。
私はまず豚汁をすすると、だしの香りと野菜の甘さが口いっぱいに広がって、体の芯まであったかくなった。
「やっぱり汁ものからでしょ」って言ったら、友達が「ひよりのおばあちゃん感〜!」と笑う。
でも次に厚焼き卵をひと口かじると、ふわふわでほんのり甘くて自然に笑みがこぼれた。
小松菜のごま和えはシャキッとして香ばしく、ごはんが進む。
最後に牛乳をごくりと飲み干すと、「あ〜満足!」と声が出てしまい、机の周りで笑いが弾けた。




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🎤 放課後レッスン
音楽室に集まって「羽が生えたら、どこへ行こう」の練習。🎶
最初のフレーズを歌った瞬間、窓の外から吹き込む風が頬を撫でていった。
「今の、声がすごくよかった!」と仲間に言われて、ちょっと照れる。
先生も「ひより、今日は声がのびてるぞ」と褒めてくれた。
その言葉が背中を押してくれて、次に歌ったときは羽が広がるような気持ちになった。
仲間と声を合わせると、まるで白鳥大橋を渡る風のように、音が重なっていく。
「これで本番も安心だね!」と誰かが言って、全員で笑い合った。☺️




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🌆 夕暮れ〜🏠 帰宅後
レッスンが終わって校門を出ると、空はオレンジ色に染まり、白鳥大橋のライトがひとつ、またひとつと灯っていく。⛴️
「今日の夕日きれい!」と友達がはしゃぐ横で、私は「この風に声をのせたいな」って心の中で思った。

家に帰ると、台所からお母さんの声。
「ひより、今日は肉じゃがだよ〜!」🍲
「やった!大好き!」と急いで手を洗う。
食卓に並んだ肉じゃがは、じゃがいもがほっくり、にんじんの色が鮮やかで、食欲をそそる匂い。
「練習どうだった?」と聞かれて、「先生に褒められたんだ!」と答えると、お母さんが「じゃあごほうびだね」と笑った。
肉じゃがをほおばると、口いっぱいに優しい甘みが広がって、体がぽかぽか。
「これなら明日も声が伸びるよ!」と言ったら、お母さんが「その調子その調子」とにっこり。
食卓のあたたかさが、また私の背中を押してくれる。




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✨——室蘭の海風も、学校での声も、家の肉じゃがも。
その全部が私を強く、優しくしてくれる。
明日もまた、この町の空の下で声を響かせたい。


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🌌 「星結びのスターローグ」
── 七夕の夜に、精霊たちが“結び”のうたを歌う

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🌟 プロデュース&作詞作曲:緑川順子
(@midori_kawa_sailorojisan)
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