✨️わらこ精霊 夏だより24日目(2025年7月22日・火)
🌬 稚内・宗谷岬で夏の気配に包まれて
登場:音無みなと(稚内)
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「風が、街の声を運んでるみたい。」

宗谷岬の碑に立つみなとは、潮風に髪をなびかせ、遠く街の方向を見つめた。
潮の香りが濃く、港の方角からはかすかに太鼓の音。
街では今、**「稚内みなと南極まつり」**の準備が進んでいる。
人々が提灯を吊るし、屋台の骨組みが組み立てられていく。
子どもたちの笑い声が、夏の陽射しの中に溶け込んでいた。
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🌿 街のカフェで小さな寄り道
岬から駅へ戻る途中、みなとは前から気になっていたカフェに入った。
宗谷黒牛バーガーが評判の店。
テイクアウトして歩いてると外の通りでは学生たちが「南極おどり」の練習をしていた。
時折聞こえる太鼓の音と掛け声が、夏が近いことを知らせる。
「ふふ…もうすぐ、この街も賑やかになるんだね。」

バーガーをひと口頬張ると、ジューシーな肉汁が口の中に広がり、
遠くから潮風がそっと吹き込む。
外には、屋台の準備をしている店主たちの笑顔と、
赤い提灯が風に揺れる光景が見えた。

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🕯️ 南極まつりとは
このお祭りは、1956年に稚内港から南極観測船「宗谷」が出港したことに由来する。
そして極寒の地で人々の希望となった樺太犬タロ・ジロへの感謝の思いも込められている。
1961年に始まったこの祭りは、市民の誇りと絆を深める夏の風物詩だ。
📅 2025年の開催予定
8月2日(土)~3日(日)
南極樺太犬慰霊祭
北海てっぺんおどり・南極おどり
副港ボートレース
フィナーレは約2,500発の花火大会 (city.wakkanai.hokkaido.jp)
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みなとは風鈴のある場所に立ち、潮風に混じる夏の匂いを深呼吸した。
「この街の夏は、いつも風が運んでくるんだね。」

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🌟次回:25日目(2025年7月23日・水)/空羽うらら(小清水)
「原生花園と野花の声。風と花が語りかける時間。」