わらこ精霊 夏だより2《合宿編》瑠璃野ひめか(小樽)

── 記憶の中の光 ──

🎀オープニング曲:制服スパイラル
(忘れたくない瞬間に、しおりをはさむ)




合宿14日目・2025年8月14日(木)


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朝、合宿所のテーブルに小さなインスタントカメラが並んだ。
「今日は“忘れられない一枚”を撮って、そこから語る練習をするよ」
講師の声に、瑠璃野ひめかは胸の前でそっと手を組む。



——忘れられるのがこわい。だから、光で留めたい。
その気持ちを、ゆっくりと言葉にほどいていく。


📝 午前トレーニング:フォト・ストーリーテリング&30秒MC

ひめかはまず3枚を選んだ。
1枚目は、鏡越しに笑う仲間の横顔。
2枚目は、開いた窓から差し込む朝の光。
3枚目は、机に置かれた星座早見盤。



それぞれに30秒のMCをつける課題。
「この光は、今ここにいる“私たち”の証拠です——」
言葉が震えずに出た。講師はうなずき、
「観客が“自分の記憶”を思い出せる言葉を。名詞で留めて、最後は動詞で前へ」
ひめかはカメラを胸に抱き、もう一度。
「この光、君のポケットにも入ります。持って帰って、また会いに来て」




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🏖️ 午後の遊び:蘭島の海で“夏のしおり”作り

昼過ぎ、バスで蘭島の海へ。砂は白く、波はやわらかい。(※高速らびゅー号は光の速さで道内を回れる?)

まずは砂浜に簡易のビーチフラッグ。「位置取り、前へ!」と声が飛ぶ。
ひめかはスタート直前、足裏で砂の冷たさを確かめた。合図と同時に走る。
風を切る音、追いかける波、歓声。
転びそうになった瞬間、仲間が笑いながら手を差し出す。
「ほら、記憶って、こうやって繋がるんだよ」
息を切らしながら、ひめかも笑った。

次はスイカ割り。目隠しの布の向こう、潮の匂いとざわめきだけがガイド。
「もうちょい右!」「いまだ、ひめか!」
軽い音。割れ目から真っ赤な夏がこぼれる。
みんなで手をべたべたにしながら分け合い、ひめかはとうきびもかじる。
バターの甘い香り、塩気、遠くの歓声。
——これ全部、忘れたくない。




🏖️ 蘭島の海(らんとう・小樽市)とは?

小樽市の西端に位置する**蘭島(らんとう)**は、道内でも特に人気のある海水浴スポットのひとつ。
小樽駅から電車でおよそ30分、のどかなローカル線に揺られて辿り着くその場所は、
**「夏になると一気ににぎわう、静かな秘境」**として、地元の人たちにも愛されています。

浜辺は白い砂と透きとおる波が広がり、
遠浅で波も穏やかなので、小さな子どもや家族連れにもぴったり。
夕方には、海の向こうに沈む夕陽が、まるで金色の道のように海面を照らして、
まるで映画のワンシーンのような幻想的な景色に包まれます。

夏にはキャンプやバーベキュー、花火を楽しむグループも多く、
“北海道の夏”を全身で感じられる海です。

✨わらこ精霊の世界では、
蘭島の海は「記憶と光が交わる境界の浜辺」とも呼ばれ、
潮風の中に、誰かの想いが溶けているような場所として描かれることも。




浜辺の端に座って、ひめかは**“夏のしおり”を作った。インスタント写真の余白に、今日の時間を一本の線で描く。
ビーチフラッグ、スイカの赤、波の白、笑い声。
上から透明フィルムを重ね、砂浜の細かな粒を星みたいに貼り込む**。
「できた。これ、私の“記憶の栞(しおり)”」
光に透かすと、砂の粒が小さくきらりと光った。

夕方、天狗山ロープウェイで一気に空へ。
眼下に小樽の街と海が広がり、空は茜色にゆっくりと溶けていく。
展望台で星座早見盤を広げ、写真に夜景の星の位置をトレースする。
「忘れられるのがこわい」



そう口に出してみると、隣の子が言った。
「じゃあ、忘れられないように、今日を“渡して”よ」
ひめかはうなずき、ポケットから記憶の栞を取り出す。
「これは、君のページにも挟めるよ。私たち、また同じ光で会える」



小樽の天狗山を満喫した瑠璃野ひめか達はこの後
高速らびゅー号で風灯の森の合宿所に戻りました
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🌟 エンディング曲(8月14日)

🎵 ④ 茜色に染まるわたしの未来
茜に溶ける街、掌に残る砂のきらめき。
——未来は、忘れたくない今日の続き。
ひめかは帰りのゴンドラで、小さくつぶやいた。
「記憶は消えない。私が灯して、渡していく」

🌌 「星結びのスターローグ」
── 七夕の夜に、精霊たちが“結び”のうたを歌う

🎶 Warako spirits★39stars
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🌟 プロデュース&作詞作曲:緑川順子
(@midori_kawa_sailorojisan)
制作協力:Suno AI

💿 配信サービス:
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夏の北海道らしさ——朝霧の海岸+手持ち花火+潮風フォトで、しっかり“ワクワク”入れて続けるね。