✨わらこ精霊 秋だより編 〜茜のページをめくる夜〜
星灯めぐる(ほしあかり めぐる/江別・えべつ) 中2
🎵 4. 茜色に染まるわたしの未来
── 夕焼けの一行が、いつか歌の一節になる。
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🌅 朝
江別の朝は空気がひんやりしていて、肌に触れる風が頭の中の雑音をひとつずつ拭い去るみたいだった。
めぐるはいつものようにノートを鞄から取り出し、表紙を親指でなぞる。今日ひとつだけ決めてきたこと――「夕方に一行、必ず書く」。小さな約束が、登校の足取りを少しだけ軽くした。
📚 授業
午前の国語で、先生が黒板に「短い言葉で伝える技術」と書いた。配られた短文を自分なりに要約する課題で、めぐるは迷わず一節を書き写した。
紙とペンの軋む音が静かに響く。隣の友達がそっとのぞき込み「その言い回し、好きだよ」と囁くと、めぐるの唇が緩んだ。授業の中の小さな承認が、彼女の今日の色を少しだけ明るくする。
🍴 給食
今日の給食は、鮭のちゃんちゃん焼き風/とうきびごはん/野菜の味噌スープ/牛乳。
配膳のトレーを受け取った瞬間、味噌の湯気がほわりと立ち、思わず深く息を吸い込んだ。鮭を箸でほぐすと、味噌の甘じょっぱさが広がり、とうきびごはんの甘みが後から追いかけてくる。
「これ、ちゃんと家庭の味だね」「うん、あったかい」
そんな会話を交わしながら、めぐるはノートの片隅に「食べる順=声の準備」と短くメモを残した。日常の一幕が、彼女には小さな灯りに思えた。
🍴 ちゃんちゃん焼きとは?
北海道の郷土料理のひとつで、鮭とキャベツ・玉ねぎ・にんじん・ピーマン・きのこなどを、味噌とバターで蒸し焼きにしたものです。
味噌の甘じょっぱさとバターの香りが合わさって、ご飯がどんどん進む濃厚であったかい味わい。
名前の由来は「ちゃっちゃと作れるから」とか、「漁師のお父さん(ちゃん)が作ったから」など諸説あります。
🏫 給食では?
大きな鉄板で作るのではなく、1人分ずつに調理されて出てきます。
アルミホイルに包まれたものや、耐熱用のアルミカップに鮭と野菜を入れてオーブンで焼いたものなど、学校によってスタイルはいろいろ。
お皿にのせて配膳されることが多く、見た目も香りも“ホイル焼き風”で、子どもたちに人気の献立です。✨
🎤 放課後レッスン
放課後、教室から音楽室に移動すると、窓の外はもう夕方の色。🍂
ピアノの横に並んで、仲間と一緒に声を合わせる。
「ここ、もう少し伸ばした方がいいんじゃない?」
友達がそう言ってくれると、めぐるはうなずいて歌い直した。
声が重なった瞬間、部屋いっぱいに広がる響き。
それはまるで、夕焼けに染まる空に小さな光が灯るみたいで、胸の奥がじんわり熱くなる。
「めぐるの声、きょうすごく響いてるよ」
そう言われたとき、少し照れくさくて目を伏せたけれど、自然と笑みがこぼれた。☺️
練習を終える頃には、窓の外の光がオレンジから紫へと移り変わっていた。
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🌆 夕暮れ〜帰宅の道
帰り道、江別の石狩川にかかる橋を歩く。
川面に映る夕焼けの光が、風に揺れてきらめいていた。✨
「今日もちゃんと残せた」──放課後ノートに書いた言葉が、心に静かに響く。
歌の余韻と川の音が重なって、未来に続くページをめくるような気持ちになった。
橋の上で一度立ち止まり、ランドセルを背負った小学生の子たちが笑いながら走り抜けていくのを見送る。
「わたしも、明日に向かって進んでいこう」
そう心の中でつぶやいて、夕暮れに染まる道を歩き出した。
空は茜から群青へとゆっくりと色を変えていた。
川面に映る光が細く震え、街灯がひとつ、またひとつと灯っていく。めぐるはノートを開き、今日の一行をためらわずに書きつけた。
> 未来は、いまの私に重なる茜の層。
一日の終わり、やわらかな灯りに包まれて。
お気に入りのパジャマに袖を通すと、心までふんわりほぐれていく。
「明日も、ちゃんと書き残せますように」──そう願いながら、めぐるは静かに目を閉じた。
💬 まとめ(ひとこと)
茜の一行が、明日の歌になる。明日も良い1日に🌙
(みんなも、今日の気持ちを一行だけ書いてみない?)
星灯めぐる
── 七夕の夜に、精霊たちが“結び”のうたを歌う
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🌟 プロデュース&作詞作曲:緑川順子
(@midori_kawa_sailorojisan)
制作協力:Suno AI
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