✨わらこ精霊 秋だより編 〜最北の風と小さな笑い〜
音無みなと(稚内・わっかない) おとなし みなと 高1
🎵 27. 制服スパイラルMAX
今日も制服姿で、わたしは日常と歌の両方を駆け抜ける。
朝の稚内は海からの風が少し冷たくて🌊、駅前に集まる学生のセーラー服やブレザーの裾を揺らしていた。
「風つよっ!」
友達が髪を押さえて笑う。
私は静かに前を見て歩いていたけれど、頬に当たる潮風に「……秋だね」とつぶやいた。
「それだけで映画のワンシーンっぽい〜!」と横から茶化され、思わず苦笑い。
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午前の授業。窓の外に広がるオホーツクの空が明るくて、板書がやけに白く反射する。
先生が「次の小テストは暗記中心だぞ」と言うと、後ろの席から「絶望だ〜!」と声が上がり、クラス中が笑いに包まれた。
私はペンを走らせながら、小声で「……ちゃんと覚えれば大丈夫」と隣に伝えると、
「さすが、みなと冷静〜!」と返されて、また笑いの渦が広がった。
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お昼は学食でホッケフライ定食🐟
サクッとした衣の下から、ふっくらした白身の香りが広がる。
「稚内っぽいよね!」と友達が言いながら、みなとに話しながら楽しい昼休み🐟
サクッとした衣の下から、ふっくらとした白身の香りが広がる。
一口食べると「美味しいね!」と友達の声が飛んできて、笑い声が弾んだ。
私は静かに食べ進めながらも、自然と口元がほころんでいく。
にぎやかな声に包まれているだけで、心が少し温かくなる。
——こんな何気ない時間も、大切な歌の力になるんだって思えた。
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午後の授業。窓の外をトンビが旋回していて、思わず目を奪われる。
ノートに描きかけの旋回の線を落書きしていたら、
「みなと、それ美術じゃなくて数学だよ」って小声で突っ込まれてしまう。
「……ごめん」
そう返すと「でも上手!」と褒められて、教室の空気がまた少し明るくなった。
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放課後のレッスン🎤
最初の音合わせで声が少し裏返り、周りから「クールなみなとが珍しい!」と笑い声が広がった。
私自身も恥ずかしくなって、口元を手で押さえてしまう。
でもその後は声がどんどん伸びやかになって、今日一日の風や笑いがすべて歌に乗っていった。
🌆夕暮れの稚内。
放課後の風が海から冷たく吹き込んで、頬をなでていく🍃。
窓の外には日本海に沈む大きな夕陽🌅がゆっくりと赤く広がって、
遠くに利尻富士のシルエットが浮かんでいた。
教室のざわめきが一瞬止まったように感じて、
「きれいだね」と誰かが小さくつぶやく。
私は黙ってうなずいたけれど、その景色を胸の奥に刻み込むように見つめていた。
歌声も、この赤い空も、全部が未来につながる気がした。
「……明日もきっと大丈夫」
そう言葉にしたら、仲間の笑顔が夕陽に照らされて、心がふわりと温かくなった。
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✨——最北の風も、学食の笑いも、授業の小さなやりとりも。
その全部が、わたしの歌を強く、やさしくしていく。
明日もまた、稚内の空とともに声を届けたい
── 七夕の夜に、精霊たちが“結び”のうたを歌う
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🌟 プロデュース&作詞作曲:緑川順子
(@midori_kawa_sailorojisan)
制作協力:Suno AI
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