日本の「肩こり」、フランスの「重い足 」。 | トリニティカイロプラクティック新横浜のブログ
突然ですが、皆様は「肩こり」という言葉が日本人特有ということを知っていたでしょうか?

「肩こり」は夏目漱石の造語という説が有力のようです。
夏目漱石が生きていたのが1867年~1916年ですから、造語されたのはそんなに昔ではありません。
造語する前は「肩こり」を訴える日本人は少なかったと言われています。

似たような言葉で、フランスには「重い足」という言葉があるそうです。

私的にはよく歩いた後のあれかな?とは思いますが、「重い足」という概念が私にはないので、よくわかりません。きっとフランス人にとっては、日本人の「肩こり」に匹敵する症状なのかもしれません。フランスには「重い足」の民間療法があるそうです。

以上のことから、「肩こり」は外国人にはないと言う人がいます。

しかし、概念がないというだけで、外国人は肩が凝らないというわけではありません。

その証拠に私は臨床の場で「肩こり」と同等の症状を抱えた外国人を何人も診ています。
ただし、訴えるのは「肩こり」ではなく、「首の硬くなった」とか「肩が硬くなった」とかで訴えます。これは「肩こり」という概念がないからだと思います。

そして、逆に概念が強い人は「肩こり」を強く感じるようになります。これは、脳の働きの関連が考えられますが、この話をすると長くなるので今度ブログで書ければと思います。

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