お気づきの方もいらっしゃると思いますが、あえて私は今まで
東京電力の福島第一原子力発電所事故に関する記事を書いてきませんでした。
いろいろな考えの人がいることは分かっているし、このブログは飽くまでも
日記であって、意見表明の場ではないと考えていたからです。
読者の大半は知人だし、中には知りたくない人もいるかもと思っています。
でも、今日の私は本当に怒っていて、書かずにはいられなくなりました。
そう、野田首相が出した「冷温停止」「原子炉の安定状態達成」宣言のせいです。
野田首相「福島第一原発は冷温停止状態に」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111216-OYT1T00886.htm
もうね、呆れるを通り越して愕然としました。
福一の原子炉は底が抜けて燃料棒が地中に溶け出し(メルトスルー)た状態。
燃料が抜けたんだから、多少温度が下がっても当然です。
それと「安全」は全く別問題。
かえって地中の中の燃料棒を取り出せず(危険すぎて何処にあるか探せもしない)、
地下水脈にブチ当たらないことをひたすら神頼みするしかない日々なんですよ。
しかも汚染水がじゃんじゃん海にもれだしても「緊急事態だからゼロ扱い」
するような人や政府が出す「安全宣言」なんか誰が信用するんだっていう話ですよ。
東京新聞「保安院 海への汚染水 ゼロ扱い」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011121690070643.html
こちらの記事もご参照ください。
拉致問題で有名になった蓮池透氏は、30年間東電にお勤めだったそうですが、
15日の講演で「冷温停止は、正常な原発に使う言葉。事故を起こした原発に
冷温停止という概念はない」と語ったそうです。
冷温停止「事故原発には使わない」=元東電社員の蓮池透さん講演―佐賀
http://www.asahi.com/national/jiji/JJT201112150133.html
案の定、外国のメディアは「それはないでしょ」と首相の宣言に苦言してます。
CNN Japan
福島第一原発の冷温停止宣言、「安全になったわけではない」と米専門家
http://www.cnn.co.jp/world/30004950.html
他にもNYタイムズや新華社通信などが疑問を投げかけています。
この機会だから書きますけど、この福一の原発事故に関する
国の隠蔽・嘘・ごまかしはヒドイですよ。
テレビや大手新聞の情報しか読んでいないと、命の危険すらあります。
代表的なのが、食品の暫定基準値です。
このページが分かりやすいので一度眺めてみてください。
「世界も驚く日本の基準値」
http://kingo999.web.fc2.com/kizyun.html
今の日本は、国際基準の原発排水の基準値(セシウム90Bq/L)よりも
汚染がひどい水(100Bq/L)を赤ちゃんに飲ませて良いと決めています。
これは飽くまでも「暫定基準値」であり、核戦争などが起こって
食べ物の基準値をゆるくしないと餓死してしまう…というような状況で
一時的に許される数値です。
通常3か月、長くても6か月でなんらかの措置をとって通常値に戻すのが本来のやりかた。
それなのに日本では約9か月もこの値のまま。
しかも「こんなには出ないでしょ」と高をくくって500Bq/kgの
食べ物暫定基準値を決定したのだろうと想像していますが、
それすら軽々越えてしまう汚染値の報告が続出しているんですよ。
それが給食に使われて、食べるのを拒否したら教師が強制したり
周囲の子がいじめたりするらしいです。
本当に、日本はどうなってしまったのでしょう。
第二次世界大戦中の国民総玉砕時代からなにも進化していません。
しかも「ただちに人体に影響はない」と言った某政治家は、
11月になって国会の答弁で「私が言ったのは、年に1~2回摂取しても
問題はないという意味」なんてしれっと言っていますよ。
しかも「言ったのは7回だけ」なんて言い訳もしてます。
あんたが言ったのは7回でも、国民ははニュースで何百回も聞かされて
すっかり洗脳されてんじゃあほんだらボケカス!!!!!!!
さすが弁護士出身だけあって、訴訟逃れの答弁は巧妙ですね。
総玉砕と言えば、各地方自治体の瓦礫の受け入れもそうです。
いま受け入れるべきは瓦礫ではなく、被災地で汚染された空気・食物で
がんじがらめにされた人々です。
比較的汚染の軽い地域は、瓦礫を燃焼させて汚染を拡大するより、
安全な農作物確保に努めるべきなのに。。。
「受け入れるのは汚染されていない瓦礫だけ」なんていうのは
誤魔化しですよ。
巧妙に情報操作されています。利権も絡んでいます。
イギリスからも日本の某自治体に瓦礫受け入れ反対意見をメールしましたが
「ご提言のような放射能へのご不安はお察しいたしますが、被災地の
より早期の復興のために広域的な災害廃棄物の処理も不可欠である
ことも考慮に入れながら、今後の方針を考えていきたいと思います。」
という回答。
ちがうちがう、復興に必要なのは全く違う方法。
みんなで被曝すれば怖くないなんて間違い。
…ここまで勢いで長文書いてきましたが、そろそろ収集がつかなくなって
しまうのでまとめます。
●小さなお子さんがいるご家庭は、食品に気を付けて下さい。
外食も産地不明のものはなるべく避けて。
このサイトが情報豊富です。
http://okfood.blog.fc2.com/blog-category-24.html
●もし可能なら、お子さんだけでもなるべく西へ避難を。
関東地方だって、場所によっては危険です。
火山学者の群馬大学教授、早川由紀夫氏の汚染飛散予想図です。
http://gunma.zamurai.jp/pub/2011/09decJG.jpg
汚染は距離ではなく風向きなどによってむらが出ると目視できます。
ちなみに、私は非常に懐疑的に見ていますが、文部科学省が
発表している放射線量MAPもあります。
http://ramap.jaea.go.jp/map/mapdf/index.html
●もし事情があって避難できなくても、あるいは
「放射能汚染なんて怖くない」と思っていても、
それをする人を揶揄しないでください。
もう風評被害でもなく「実害」なのです。
健康を気にする人ではなく、食品の全品検査を行わない政府に
怒りの矛先を向けてください。
●ちなみにチェルノブイリの事故の際は、3年は周辺でも健康被害は
少なかったそうです。
3年目以降から子供の甲状腺癌・白血病が増え、5年目くらいから
大人の健康被害も増えてきたそうです。
これは長い戦いになります。
食べ物以外でも砂場・落ち葉など危ない場所はそこらじゅうにあります。
気にして生活するのは非常に大変で、精神的に持ちませんよ。
だからこそ、避難なのです。
なるべく西に逃げてください。
そして…
この曲を聞いて下さい。
17分と長いし、導入部分は少し抵抗がある方も多いと思います。
でも1分半を超える頃には、圧倒されますよ。
魂の叫びです。私の言いたいことの大半は彼らが言ってくれています。
FRYING DUTCHMAN humanERROR
http://www.youtube.com/watch?v=ENBV0oUjvs0
今回の地震や津波で命を落とされた方、経済的な理由で命を断たれた方々の
ご冥福を心からお祈りいたします。