日本では放送されないと思いますが、こちらではBBCなど、
一般のメディアでも大佐の瀕死ゾンビのような写真を
ばんばん使っています。
しかし、数か月前まで圧倒的権力をもっていた人物が
あのようになくなるとは、人民の底力を感じます。
あの大佐とファミリーたちのせいで、知人のスイス人は
本当に本当にひどい目に合いました。
いままでブログには書きませんでしたが、当時リビアに
駐在していた外国人(日本人含む)は本当に独裁国家にいるんだと
感じて寒気を覚えたものです。
そしてそれ以上に、リビア国民そのものが、42年にもわたって
目をつけられないよう、息をひそめて生きてきたことを知っています。
でも、それを知っていても、あの死体(瀕死)の写真を見て、
「大佐が死んだ」と考えると、とても複雑な気持ちになります。
一応物書きの端くれなのですが、上手に表現できません。
あえて言うなら、「私が知っていたリビアが、本当になくなった」
というところでしょうか。
一日も早く新しい国家としての機能をスタートさせ、
庶民の暮らしを元通りに…にはならないかもしれませんが、
平和に暮らせる国になって欲しいものです。
追伸:もしかしたら、誰も彼のために祈ってあげる人がいないかもしれません。
だから私は、彼のために短く・少しだけ祈ります。