少しずつ書いていきたいと思います。
リビアでは、アンズが安く大量に流通しています。
何処の八百屋さんでも、店先に山盛り積んであるんです。
我が家も何回か買ったのですが、そこで思いついたのが
「アンズの種から杏仁豆腐を作ろう!」
ということ。
文字のとおり、杏仁とはアンズ(杏)の種の
中にある芯の部分(仁)のことです。
それをつぶして粉にした杏仁霜に牛乳を混ぜ、
ゼラチンや寒天で固めたものが杏仁豆腐なんですよ。
思いついたら早速、アンズの種を割ってみました。

右が、割る前のアンズの種たち。
左が、種から取り出した仁の部分。
種の殻は固いので、夫に業務用のペンチを借りて
割って取り出しました。
見かけはアーモンドみたいで、そのまま食べると
ほんのり杏仁豆腐の風味を感じます。
何度かアンズを買っては仁を取り出していたんですが、
実はリビアには大きな欠点がありました。
リビアでは、プレーンなゼラチンが手に入らないんです。
大きなスーパーを探しても、既に粉に味の付いた
インスタント“ゼリーの素”みたいなものしか
売っていないんですよ。
着色料ばりばりの、カラダに悪そうなものです。
プレーンなゼラチンは、何処を探しても見当たらないんです。
そこで他の日本人奥様にヒアリングしたところ、
どうやら一般に流通しているゼラチンは
豚の骨や皮を原料としているので、リビアに
輸入されないのではないかという結論に
達しました。
イスラム教を国教とするリビアでは、
“不浄”とみなされる豚肉や豚を原料とした
食べ物は一切流通していません。
そのため、プレーンなゼラチンも輸入されてこない
ようなんです。
更に聞いてみると、
「魚を原料としたゼラチンがた~まに売っているが、
作るものが魚くさくなる」
とのこと。
それを聞いてなんだかゼラチンに対する熱が冷めてしまい、
私の杏仁豆腐計画は頓挫することになりました。
今度リビアに戻る時に、日本のゼラチンを
こっそり持ち込みたいと思います。
それでは、マッサラーマ
