禅タロットにも通じるところがあって、すっと入ってくるのはシンプルな言葉だからこそ。そして、頁を開いたところを読む、そんな読み方もいいかもしれません。
著者のエックハルト・トール氏がはじめに書かれています。
言葉というものは、あくまでも「道標」に過ぎません。
それらが指し示すゴールは、思考の次元では、見つけることが出来ないのです。
それに引き換え、人間の内なる次元は、なんと深遠で、なんと広大無辺な領域でしょう!生き生きとした生命力に溢れた平和の感覚が、その次元のしるしです。
本書を読みながら、心の泉から、平和が湧き上がってくるのが感じられたなら、本書がガイドとして役目を果たしているサインです。
皆さんが「本当の自分」を思い出し、「生まれ故郷」へとたどり着くように導くのが、本書のゴールなのですから。
「本当の自分」は、全てを知っている輝かしい存在。
そして、例外なく全ての人たちが備えている。
でも、みんな「本当の自分」の存在のことをすっかり忘れてしまった迷子。
エゴという大きな壁が覆い隠しているから。
「本当の自分」とつながるための思い出し作業を、地道にやっていくしかないな~、って思うこの頃です。
最後に、本書より一部ご紹介しますね。
「知らないでいること」に心地よさを覚えてください。そうすることによって、
思考を超越することが出来ます。

「私は『本当の自分を知りたい』。あなたはそう思うかもしれません。
けれども、あなた自身が、「本当の自分」なのです。
あなた自身が、すでに「知」そのものなのです。

出来事は身体に苦痛をもたらすことがあるかもしれませんが、
人間を不幸にするパワーはありません。
人間を不幸にしているのは、他でもない、自分自身の思考なのです。