黒田龍之介『ことばは変わる はじめての比較言語学』2011年12月10日、白水社
以前から比較言語学に興味があったので取り敢えず手に取ってみましたが、結論から言えば「あまり読者をナメるな」ということです。
Amazonのレビューでも指摘されていますが、「センスのないおふざけ」や、実に読みにくい「問答」が目立ちます。
要するに比較言語学の専門的な知識が無い分、なんとか紙幅を稼ぐための苦肉の策だったのでしょう。
著者はスラブ語の専門家とのことですので、それならせめて古代教会スラブ語から始めて現代に至るロシア語の変化を詳しく書くべきでした。
ピンチヒッターで行った大学の講義レジュメにちょっと手を加えた代物、索引は無く参考文献も第1章末に5冊ほど並べただけ。これで2000円は高いですね。
当然のことながら星はゼロ。