先日、本ブログで「昨年の『タモリ倶楽部』終了に続き今春で『ブラタモリ』が終わってしまったのは誠に寂しい」という意味の投稿をしました。
振り返ってみると私自身『笑っていいとも!』は日曜日の「増刊号」も含めて録画しておいて見ていましたし、『タモリ倶楽部』や『ブラタモリ』もかなりよく見ていました。
ですので、先日、たまたま古書店で『タモリ論』(野口毅宏著、新潮新書、2013年8月20日6刷)を見かけたときにはすぐに手にとり、何ページがめくって見ました。
その「はじめに」に「評論家でも町山智浩や山崎洋一郎など多大な影響を受けた方」とあり、また後半に「僕が最も尊敬する映画評論家・町山智浩」と出てきたときにはそのまま書棚に戻しました。
週刊文春に下手な挿絵入りの雑文を書き、相変わらず「アベガー」「トランプがー」の発言を繰り返しているような町山智浩を「最も尊敬する映画評論家」などと言っている時点でお里が知れるからです。
パラパラっと数ページをめくっただけでもその薄っぺらい文体にはうんざり、御本人としては同世代やそれ以下の世代の共感を得るためなのでしょう。どうやら本職は小説家のようなのですが、私は著者の小説を読んだことがありませんし、今後も読むことはないでしょう。
繰り返しになりますが、先月の『ブラタモリ』終了を期に本書をAmazonで取り寄せようかとも思っていたのですが、そうせずに良かったです。本書を読む無駄な金と時間を使わずに済んだのですから。
文芸評論家・書評家の百目鬼恭三郎氏の著書の一つに『乱読すれば良書に当たる』( 新潮社、1985年)があります。確かに手当たり次第に読んだ本の中から自分に愛読書・座右の書が見つかる場合も多々あるとは思いますが程度問題、それにかかる金と時間を考えればやはり日ごろから良書を厳選するための情報を集めておく必要がありそうです。