『ブラタモリ』終了を惜しむ | 生き続けることば

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毎週土曜日の夜、楽しみにしていた『ブラタモリ』(NHK)が3月末(最終回は3月9日OA分)をもって終了してしまったのは全く残念です。

 

訪問先によっては特に興味がわかない回があったのは事実ですが、話題が地形や地層あるいは鉄道に及んだ時のタモリの嬉しそうな表情は見ているこちらもほっこりしましたし、案内役の専門家を唸らせるほどの博識ぶりには感心させられました。

 

『ブラタモリ』はアシスタント役の若手女性アナウンサーにとっては登竜門のような存在でした。実際、歴代のアシスタントたちは総合TVのニュース番組メイン・キャスターなどとして活躍しています。最後のアシスタントとなった野口 葵衣アナも今月、福岡放送局から東京アナウンス室に異動となりましたが、やはり栄転なのでしょう。

 

そんな中、「男性が女性を見下したように知識をひけらかす『マンスプレイニング』に当たる」など批判をした大学教授が現れ、少しだけネット界隈をざわつかせました。

 

地方大学で文化人類学が専門だそうですが、この人物がどういう学問的業績をあげているのか知りませんし、全く興味もありません。ああいう的外れな批判をしたということは恐らくロクに番組を見てはいなかったと思います。社会学か何かの専門用語を使って「知識をひけらかす」ようなことをしているのはどっちだ?っていう話です。

 

今般の松本人志事案もそうですが、メデイアやネットで何かが話題になるとそれに便乗して目立とうとする人間が必ず出てくるんですよね。

 

私がTVを余り見なくてなって10年以上になりますが、それでもほぼ毎週欠かさず見ていたのがした『タモリ倶楽部』(23年3月31日終了)と『ブラタモリ』でした。

 

両番組とも復活は無理かもしれませんが、『タモリ倶楽部』の名物コーナーだった「空耳アワー」と『ブラタモリ』で特に視聴率の高かった回などは特番か何かの形で再放送してもらいたいものです。