わたしがあなたと共にいて、救い出す(19節)

 

今日の旧約聖書朗読はエレミヤ書からです。

 

これまでもエレミヤ書は度々、読む機会がありました。

 

エレミヤ書は52章に及ぶ大書でイザヤ書、エゼキエル書と並んで「三大預言書」と呼ばれていることは以前ご紹介したと思います。

 

1章2節に

 

主の言葉が彼に臨んだのは、ユダの王、アモンの子ヨシヤの時代、その治世の第十三年のことであり

 

と書かれていますので、エレミヤが預言者としての召命を受けたのはBCE672年頃であったことが分かります。

 

5節では

 

エレミヤは神の計画に組み込まれ大事な使命が授けられ、聖別されて預言者とされた

 

ことが明らかにされます。

 

しかし、エレミヤは最初、神による召命を固辞します。

 

6節には

 

ああ、わが主なる神よ

わたしは語る言葉を知りません。

わたしは若者にすぎませんから。

 

この聖句は現代の教会で青年の集まりなどでよく朗読されます。

 

それに対して神は

 

若者にすぎないと言ってはならない...彼らを恐れるな。わたしがあなたと共にいて必ず救い出す(7~8節)

 

と励ますのでした。

 

預言者としての召命を受けたエレミヤが立ち向かわなければならないのは

 

ユダの王やその高官たち

その祭司や国の民(18節)

 

でした。

 

一祭司の息子に過ぎない若者にとってはとんでもない強敵です。 ユダ王国内で激しい迫害に遭うことが当然、予想されます。

 

しかし神は

 

彼らはあなたに戦いを挑むが

勝つことはできない。

わたしがあなたと共にいて、救い出す(19節)

 

と約束し、エレミヤを励ますのでした。

 

参考:

 

雨宮慧『主日の聖書解説<C年>』教友社

     『図解雑学 旧約聖書』ナツメ社

大貫隆他編『岩波 キリスト教辞典』岩波書店