わたしたちも主に仕えます。この方こそ、私たちの神です。(18b節)
イスラエルの民のリーダーであるモーセ自身は「約束の地」に入ることなく、死去しました。
彼の後継者として神が選んだのがヨシュアでした。
わたしの僕モーセは死んだ。 今、あなたはこの民すべてと共に立ってヨルダン川を渡り、わたしがイスラエルの人々に与えようとしている土地に行きなさい。(ヨシュア記1章2節)
神の命令を受けたヨシュアはイスラエルの民を率いて「約束の地」に入り、それを制圧して各部族に分け与えました。
そして、ヨシュアも齢を重ねて行きました。
主が周囲のすべての敵を退け、イスラエルに安住の地を与えてから長い年月が流れ、ヨシュアは多くの日を重ね、老人となった。(ヨシュア記23章1節)
彼はイスラエルの全部族をシケムに集めて説教を行ないました。
この説教でヨシュアは、
民は仕える民を「今日、自分で選ぶ」自由を持っているが、主に仕えることこそ正しい(雨宮慧神父)
と告げます。
今日の聖書日課では渇愛されていますが、2節後半以降にはヨシュアが主の言葉として
アブラハムが父テラや家族と共にカルデアの地を離れてからイスラエルの民が「約束の地」で落ち着くまでの経緯(2b~13節)
を話したことが書かれています。
その上でヨシュアは、
イスラエルの全部族がほかの神々ではなく、主(YHWH)を選び主(YHWH)に仕えるべき、
と強調します。
それに対して、イスラエルの民も
自分たちをエジプトの奴隷状態から救い出し、「約束の地」まで導いてくれた主(YHWH)に仕える
と応えるのでした・
参考:
雨宮慧『主日の聖書解説<B年>』教友社
『図解雑学 旧約聖書』ナツメ社