三ツ星BLOG -19ページ目

事件は氷上で起きている BY GOLBY

三ツ星ブログに関しましては新年一発目ということで…。




皆さん、恒例のあれ、言ってみますか??





食事中の方は、箸を置いて。





やっと赤ん坊を寝かしつけた奥様は、寝かした子供を叩き起こして。





残業がある方は、「三ツ星ブログが更新されたんで」と断って。





せーの





あけまして





おばんです。





…。




ありがとうございます。





北はロシアから、南はフィリピンまでたくさんのおばん、いただきました。






しかし、新年一発目からこんな事を言っておりますと…







あの野郎、ついに世界進出か?













いよいよ、手の届かない存在になっちまうのかい?














GOLBYって言うからには、さぞ、大そうな語学力を持ってに違いない










と、新年早々の世界規模の話に、賛成派と反対派の暴動が起きようとしている頃だと思いますが…








ご安心していただきたい









英検5級です…。






…。






ええ…。






さて、新年一発目という事で、何から書こうか悩んでいましたが






やはり、GOLBY=フィギュアスケートというイメージは無視出来ないので、それに関連する今朝の事件を書いてみようと思います。









さて、昨日は、一日中、大雪の話題で持ちきりでしたね。






天気予報を聞くたびに






「明朝は地面が凍結し、大変滑りやすくなっているので、お気を付け下さい」





…。





勘の鋭い私は、すぐに悟りました。






これは、完全にフリだなと…。






私は、今年30歳になる、ごく普通の抜け毛が気になる中年男性ですが…。






心は未だに、冬でも半袖短パンです。





気持ちは今でも、裸足にうわばきです。





よって、その晩、就寝前にこう誓いました。





「何が何でも、明日は歩いて出勤しよう」





「しかも…」





「あの、靴の裏が凄いツルツルしてるVANSのスニーカーでな!!」





男は、皆が眠りについている真夜中に、一人、雪をも溶かす熱い決意をしていました…。





そして、いよいよ朝を迎えました…。





現実は想像を超える世界でした…。





これは、何か事件が起こるに違いない。





少年時代、「地獄先生ぬ~べ~」を読む時に似たワクワク感を全身に感じました。






そして、出発して、3分程経ったポイントで、まず最初のハプニングが起きました。





バサッ!!





私と通り過ぎる際に、中肉中背のサラリーマンが転倒しました…。






さぞ、恥ずかしそうな表情をしているのだろうと、注目していると






「そう来たか…」





と、意味深な発言をし、目を輝かせ、ニヒルな笑みを浮かべていました






その表情は、自分より強い敵に会った時のカカロットのようでした。






もしかすると、彼はサイヤ人だったのかもしれません…。





…。





気を取り直して、進んでいくと、気付いたのですが、思ったよりも多くの人が歩いて出勤していました。





こうなると、その昔、「練馬のスピードスター」の異名を持っていた、私の闘争本能に火が着きます。





足を取られながら進んでいくサラリーマンやOLさん達を尻目に、私は物凄いスピードで進んで行きます。





あまりのスピードに、





「やっぱり東北出身の人は歩き方を知ってるねぇ」





と、バス停で並んでるおばちゃんが、根も葉もない噂を流す程でした。





両親とも、東京出身です。





…。





そして、だんだん歩き慣れて来ると、スピードはさらに増して行きます。





あまりに慣れて来て、雪かきをしているおばさんに、「ご苦労様です」と声をかけたところ、それは完全に無視された程でした。




そんな時です…。やはりコンクリートジャングル東京は一筋縄じゃ行きませんでした。




前方に凄まじいスピードで歩いている、青年を発見しました。





私は、すぐに悟りました。





恐らく昨年度のチャンピオンだろう…。





信号待ちで同じスタートラインに並び、そこから、約10分間にも及ぶ彼との死闘が始まりました。





彼のスピードは尋常じゃ無く、ついて行くのがやっとでした。




2回転倒したら、失格になるという公式ルールがあるので、強引に抜くわけにもいかず、私は彼の後ろをピタリとつけて、彼の体力が消耗するのを待つ作戦に出ました。





途中、相当寒いのに、ミント味のフリスクを食べるという、彼のパフォーマンスに、途中何度も心が折れそうになりましたが、必死でついて行きました。





そして、約10分後…





ついに彼のスタミナが切れ、歯医者の入り口のマットで足をゴシゴシしながら、手を膝に付き、歩みを止めてしまいました。






私はここぞとばかりに、ラストスパートをかけ、一気に抜き去り、ゴールのバス停まで向かいました。






バス停にはたくさんのギャラリー(バスを待ってる客)がおり、新チャンピオンを首を長くして待っている様子でした。






最後の下り坂…。攻めるしかない!!







そう、心の中に誓い、おきて破りの下り坂スパートをかけました。







その時に事件が起きました…。







さすがにスピードを出し過ぎて、バス停の前で派手に転倒しそうになり、それを堪えようと全力で力を入れた結果…。






…。







丁度2回転半して、バス停のギャラリーの方を向きピタッと止まるという、浅田真央顔負けのスピンを魅せてしまい…。







バス停に並んでいるお客さんから拍手が沸くという、辱めを受けてしまいました…。








それは、今まで生きてきた29年間で5本の指に入る恥ずかしさでした…。







…。








冬の寒さは厳しい。




自然の力は、時に恐怖心すら産んでしまう…。




でもさ、そんな今だから思うんだ。




冷え切った心を溶かすのは、石油ストーブや暖房じゃない。




人と人の温もりだって。





-完-







P.S


今夜は、そんな寒さにも負けず、渋谷axxcisにてライブをやります。もしお時間がある方は是非っ!!