事件は氷上で起きている BY GOLBY
三ツ星ブログに関しましては新年一発目ということで…。
皆さん、恒例のあれ、言ってみますか??
食事中の方は、箸を置いて。
やっと赤ん坊を寝かしつけた奥様は、寝かした子供を叩き起こして。
残業がある方は、「三ツ星ブログが更新されたんで」と断って。
せーの
あけまして
おばんです。
…。
ありがとうございます。
北はロシアから、南はフィリピンまでたくさんのおばん、いただきました。
しかし、新年一発目からこんな事を言っておりますと…
あの野郎、ついに世界進出か?
と
いよいよ、手の届かない存在になっちまうのかい?
と
GOLBYって言うからには、さぞ、大そうな語学力を持ってに違いない
と、新年早々の世界規模の話に、賛成派と反対派の暴動が起きようとしている頃だと思いますが…
ご安心していただきたい
英検5級です…。
…。
ええ…。
さて、新年一発目という事で、何から書こうか悩んでいましたが
やはり、GOLBY=フィギュアスケートというイメージは無視出来ないので、それに関連する今朝の事件を書いてみようと思います。
さて、昨日は、一日中、大雪の話題で持ちきりでしたね。
天気予報を聞くたびに
「明朝は地面が凍結し、大変滑りやすくなっているので、お気を付け下さい」
…。
勘の鋭い私は、すぐに悟りました。
これは、完全にフリだなと…。
私は、今年30歳になる、ごく普通の抜け毛が気になる中年男性ですが…。
心は未だに、冬でも半袖短パンです。
気持ちは今でも、裸足にうわばきです。
よって、その晩、就寝前にこう誓いました。
「何が何でも、明日は歩いて出勤しよう」
「しかも…」
「あの、靴の裏が凄いツルツルしてるVANSのスニーカーでな!!」
男は、皆が眠りについている真夜中に、一人、雪をも溶かす熱い決意をしていました…。
そして、いよいよ朝を迎えました…。
現実は想像を超える世界でした…。
これは、何か事件が起こるに違いない。
少年時代、「地獄先生ぬ~べ~」を読む時に似たワクワク感を全身に感じました。
そして、出発して、3分程経ったポイントで、まず最初のハプニングが起きました。
バサッ!!
私と通り過ぎる際に、中肉中背のサラリーマンが転倒しました…。
さぞ、恥ずかしそうな表情をしているのだろうと、注目していると
「そう来たか…」
と、意味深な発言をし、目を輝かせ、ニヒルな笑みを浮かべていました
その表情は、自分より強い敵に会った時のカカロットのようでした。
もしかすると、彼はサイヤ人だったのかもしれません…。
…。
気を取り直して、進んでいくと、気付いたのですが、思ったよりも多くの人が歩いて出勤していました。
こうなると、その昔、「練馬のスピードスター」の異名を持っていた、私の闘争本能に火が着きます。
足を取られながら進んでいくサラリーマンやOLさん達を尻目に、私は物凄いスピードで進んで行きます。
あまりのスピードに、
「やっぱり東北出身の人は歩き方を知ってるねぇ」
と、バス停で並んでるおばちゃんが、根も葉もない噂を流す程でした。
両親とも、東京出身です。
…。
そして、だんだん歩き慣れて来ると、スピードはさらに増して行きます。
あまりに慣れて来て、雪かきをしているおばさんに、「ご苦労様です」と声をかけたところ、それは完全に無視された程でした。
そんな時です…。やはりコンクリートジャングル東京は一筋縄じゃ行きませんでした。
前方に凄まじいスピードで歩いている、青年を発見しました。
私は、すぐに悟りました。
恐らく昨年度のチャンピオンだろう…。
信号待ちで同じスタートラインに並び、そこから、約10分間にも及ぶ彼との死闘が始まりました。
彼のスピードは尋常じゃ無く、ついて行くのがやっとでした。
2回転倒したら、失格になるという公式ルールがあるので、強引に抜くわけにもいかず、私は彼の後ろをピタリとつけて、彼の体力が消耗するのを待つ作戦に出ました。
途中、相当寒いのに、ミント味のフリスクを食べるという、彼のパフォーマンスに、途中何度も心が折れそうになりましたが、必死でついて行きました。
そして、約10分後…
ついに彼のスタミナが切れ、歯医者の入り口のマットで足をゴシゴシしながら、手を膝に付き、歩みを止めてしまいました。
私はここぞとばかりに、ラストスパートをかけ、一気に抜き去り、ゴールのバス停まで向かいました。
バス停にはたくさんのギャラリー(バスを待ってる客)がおり、新チャンピオンを首を長くして待っている様子でした。
最後の下り坂…。攻めるしかない!!
そう、心の中に誓い、おきて破りの下り坂スパートをかけました。
その時に事件が起きました…。
さすがにスピードを出し過ぎて、バス停の前で派手に転倒しそうになり、それを堪えようと全力で力を入れた結果…。
…。
丁度2回転半して、バス停のギャラリーの方を向きピタッと止まるという、浅田真央顔負けのスピンを魅せてしまい…。
バス停に並んでいるお客さんから拍手が沸くという、辱めを受けてしまいました…。
それは、今まで生きてきた29年間で5本の指に入る恥ずかしさでした…。
…。
冬の寒さは厳しい。
自然の力は、時に恐怖心すら産んでしまう…。
でもさ、そんな今だから思うんだ。
冷え切った心を溶かすのは、石油ストーブや暖房じゃない。
人と人の温もりだって。
-完-
P.S
今夜は、そんな寒さにも負けず、渋谷axxcisにてライブをやります。もしお時間がある方は是非っ!!
皆さん、恒例のあれ、言ってみますか??
食事中の方は、箸を置いて。
やっと赤ん坊を寝かしつけた奥様は、寝かした子供を叩き起こして。
残業がある方は、「三ツ星ブログが更新されたんで」と断って。
せーの
あけまして
おばんです。
…。
ありがとうございます。
北はロシアから、南はフィリピンまでたくさんのおばん、いただきました。
しかし、新年一発目からこんな事を言っておりますと…
あの野郎、ついに世界進出か?
と
いよいよ、手の届かない存在になっちまうのかい?
と
GOLBYって言うからには、さぞ、大そうな語学力を持ってに違いない
と、新年早々の世界規模の話に、賛成派と反対派の暴動が起きようとしている頃だと思いますが…
ご安心していただきたい
英検5級です…。
…。
ええ…。
さて、新年一発目という事で、何から書こうか悩んでいましたが
やはり、GOLBY=フィギュアスケートというイメージは無視出来ないので、それに関連する今朝の事件を書いてみようと思います。
さて、昨日は、一日中、大雪の話題で持ちきりでしたね。
天気予報を聞くたびに
「明朝は地面が凍結し、大変滑りやすくなっているので、お気を付け下さい」
…。
勘の鋭い私は、すぐに悟りました。
これは、完全にフリだなと…。
私は、今年30歳になる、ごく普通の抜け毛が気になる中年男性ですが…。
心は未だに、冬でも半袖短パンです。
気持ちは今でも、裸足にうわばきです。
よって、その晩、就寝前にこう誓いました。
「何が何でも、明日は歩いて出勤しよう」
「しかも…」
「あの、靴の裏が凄いツルツルしてるVANSのスニーカーでな!!」
男は、皆が眠りについている真夜中に、一人、雪をも溶かす熱い決意をしていました…。
そして、いよいよ朝を迎えました…。
現実は想像を超える世界でした…。
これは、何か事件が起こるに違いない。
少年時代、「地獄先生ぬ~べ~」を読む時に似たワクワク感を全身に感じました。
そして、出発して、3分程経ったポイントで、まず最初のハプニングが起きました。
バサッ!!
私と通り過ぎる際に、中肉中背のサラリーマンが転倒しました…。
さぞ、恥ずかしそうな表情をしているのだろうと、注目していると
「そう来たか…」
と、意味深な発言をし、目を輝かせ、ニヒルな笑みを浮かべていました
その表情は、自分より強い敵に会った時のカカロットのようでした。
もしかすると、彼はサイヤ人だったのかもしれません…。
…。
気を取り直して、進んでいくと、気付いたのですが、思ったよりも多くの人が歩いて出勤していました。
こうなると、その昔、「練馬のスピードスター」の異名を持っていた、私の闘争本能に火が着きます。
足を取られながら進んでいくサラリーマンやOLさん達を尻目に、私は物凄いスピードで進んで行きます。
あまりのスピードに、
「やっぱり東北出身の人は歩き方を知ってるねぇ」
と、バス停で並んでるおばちゃんが、根も葉もない噂を流す程でした。
両親とも、東京出身です。
…。
そして、だんだん歩き慣れて来ると、スピードはさらに増して行きます。
あまりに慣れて来て、雪かきをしているおばさんに、「ご苦労様です」と声をかけたところ、それは完全に無視された程でした。
そんな時です…。やはりコンクリートジャングル東京は一筋縄じゃ行きませんでした。
前方に凄まじいスピードで歩いている、青年を発見しました。
私は、すぐに悟りました。
恐らく昨年度のチャンピオンだろう…。
信号待ちで同じスタートラインに並び、そこから、約10分間にも及ぶ彼との死闘が始まりました。
彼のスピードは尋常じゃ無く、ついて行くのがやっとでした。
2回転倒したら、失格になるという公式ルールがあるので、強引に抜くわけにもいかず、私は彼の後ろをピタリとつけて、彼の体力が消耗するのを待つ作戦に出ました。
途中、相当寒いのに、ミント味のフリスクを食べるという、彼のパフォーマンスに、途中何度も心が折れそうになりましたが、必死でついて行きました。
そして、約10分後…
ついに彼のスタミナが切れ、歯医者の入り口のマットで足をゴシゴシしながら、手を膝に付き、歩みを止めてしまいました。
私はここぞとばかりに、ラストスパートをかけ、一気に抜き去り、ゴールのバス停まで向かいました。
バス停にはたくさんのギャラリー(バスを待ってる客)がおり、新チャンピオンを首を長くして待っている様子でした。
最後の下り坂…。攻めるしかない!!
そう、心の中に誓い、おきて破りの下り坂スパートをかけました。
その時に事件が起きました…。
さすがにスピードを出し過ぎて、バス停の前で派手に転倒しそうになり、それを堪えようと全力で力を入れた結果…。
…。
丁度2回転半して、バス停のギャラリーの方を向きピタッと止まるという、浅田真央顔負けのスピンを魅せてしまい…。
バス停に並んでいるお客さんから拍手が沸くという、辱めを受けてしまいました…。
それは、今まで生きてきた29年間で5本の指に入る恥ずかしさでした…。
…。
冬の寒さは厳しい。
自然の力は、時に恐怖心すら産んでしまう…。
でもさ、そんな今だから思うんだ。
冷え切った心を溶かすのは、石油ストーブや暖房じゃない。
人と人の温もりだって。
-完-
P.S
今夜は、そんな寒さにも負けず、渋谷axxcisにてライブをやります。もしお時間がある方は是非っ!!