怖い話ではありません
今年 新緑の映える頃
母(おばあちゃん)は あっけなく 旅立ちました
苦しみは 少なくて よかったのかな・・・・・・
亡くなる 前日 前々日と 夜は泊まりで 付き添いした私
当日 今日は 随分 安定しているからって
二晩続きの付き添いで 疲れと 入浴がしたくて 夜 帰宅
これが 大失敗
22時ころ 病院から 携帯に でんわ
「至急来てください」 って
半分 涙目で 車を飛ばし・・・・・・
なんとか! なんとか! まにあって! と心の中で 叫びながら
さきに 到着した 妹から 電話
「お兄ちゃん・・・ 間に合わなかった・・・・・」 って
そんなーーーーーーー
家族 親族 誰ひとりとして まにあいませんでした
「ごめん! ごめんなさい! 看取ることが できなくて・・・・・・・」
「長いあいだ ご苦労様 そして ありがとう ありがとう 本当にありがとう 」
覚悟はしていたものの なんとも やるせない気持ちです
病院で 親族 そして葬儀社へでんわ ばたばたです
そして 母を自宅へ連れ帰り
「お母さん やっと家に帰れたね」 (盲目の母は4年ほど施設でお世話になっていたのです)
母の御霊も 家に帰れて 安堵しているのかな
そして 通夜 葬儀のため 葬儀場へと移動です
翌 夜 母を 棺に 移し 今夜の 儀式は ここまで
しばらく つぎの 打ち合わせをしていると・・・・・・
すると 棺に寄り添い 母(おばあちゃん)を 覗き込みながら
なにか 頷いているような 姪っ子
妹に 「○○(メイ)は 何をしているのかな?」 と尋ねると
妹は 「おばあちゃんと話をしているみたいだよ」 って
おばあちゃん(母)は そこにいるのかな?(御魂)
妹 「いるみたいだよ」 だって
へぇ~ わかるのかい 姪は 母の魂が・・・?
妹 「うん! わかるみたいだよ」 って
しばらくして・・・・・
姪 「おばあちゃんがね あれで 良かったんだよ!って言ってるよ」
私 「あれで良かった って? 」
姪 「亡くなるとき 誰にも 見られたくなかったんだって だから あれで良かったんだって」
私 心の中で・・・・・ そうか そうだったのか だから 落ち着いたふりして 安心させて
ひとりきりで だれにも看取られず逝ってしまったのか・・・・・
そうかもね やすらかな 寝ているような 顔してるから そうだったのかもね
そんなこんなで 儀式は すすみ
翌朝 柩に 釘打ちです
いちど 蓋を開け
衣類や 思い出の品 旅銭 を入れ 和菓子を入れた
その時!
姪 「もっと! 入れて! 和菓子! 」
皆 一様に ビックリ (°д°)
「それっ! 和菓子 あるだけ 持ってきて!」
2箱 3箱 4箱 と集まり・・・・・
そして 集まっている 皆に 和菓子を配り それぞれに 棺のなかへ 納めました
「これで喜んでくれるかな・・・」
釘打ちも 無事終わり 粛々と 儀式は すすみます
霊柩車に 母の入った棺を乗せ 斎苑へ・・・・・・
無事 火葬も 終わり 収骨です
ひとつひとつ ていねいに 骨壷に 骨を 納めていきます
すると 姪が
「おばあちゃんが おじいちゃんと 手をつないで 後ろから 視てるよ」 だって
え~ (*⌒∇⌒*) 見学に来てるのかい・・・
それに 父(おじいちゃん)が 母(おばあちゃん)を 迎えに来ていたのかい
私 心の中で・・・・・・ 「やっぱり 迎えに来てくれていたんだ 良かった ホッ! 」
収骨も終わり 斎苑を後にし 帰ります
すると 途中バスの中で・・・・
姪 「おばあちゃんね 眼が見えるようになったって!言ってるよ」
私 「うん! そうかい それは良かった! よかったねー!」
その日 夕刻 日の長い時期でもありますのでまだまだ明るく
お墓に 納骨を 致しました。
納骨を 済ますと
姪が 「眩しくて 目をあけていられない」と・・・
「え~ そんなにまぶしくないぞ~夕焼けも今日は無いし~」 と返すと
姪 「辺り 一面 オレンジ色に 輝いていてまぶしいんだよ」 だって
なるほど 姪にしか この光景は わからないんだよね
葬儀も滞りなく おわり 一段落です
葬儀から何日かたった ある日
実家に 妹家族がやってきました
私は姪に 「おばあちゃん ここにいるかな? 」 と尋ねると
姪は しばらく 様子を うかがい・・・・・・
姪 「いま ここいはいないよ」 だって
私 「いないって 49日までは家にいるって 聞いてるけど・・・」
姪 「だって いないんだよ あの時 おじいちゃんとラブラブだったから
きっと 二人で どこかに 旅行にでも いってるんだよ~」 だって
私 ・・・・・ そうか 旅行ねぇ そうかもしれないなぁ ・・・・・
ここで ある歌を 思い出しました
数年前に大ヒットしたアノ曲 「千の風になって」 いい歌ですよね
こんな体験をした 姪は 見えない存在 霊 霊魂 などに対する
思いや 考え方が 随分変わったそうです
以前は そのような場所の近くに行ったり感じたりすると 怖くて怖くて 居たそうですが・・・
私としても 母の 旅立ちが 自身が納得した 旅立ちであり 父が迎えに来ていて事が 判り
とても 気持ちが スッキリしています。
お母さん ありがとう ありがとうございました
お疲れ様でした。
