我が家でなくてはならない存在になりつつある、アイさんについてご紹介しま~す。(しかもシリーズ化)。 今回はちょっと導入説明が多いので長文失礼です。ご興味のある方だけご覧ください。


上海や中国の他の地域にお住まいの方なら言わずと知れた存在のアイさんですが、ちょっと説明をさせていただくと・・・。

アイさんの「アイ」とは、「阿姨」と書き、元来は「叔母さん」という意味です。そこから転じて、一般家庭やオフィスでお掃除をしたりする家政婦さん・仕事の補助をしてくれるパート的な女性・お手伝いさんを「アイ」と呼びます。日本人駐在家庭では、「アイさん」と言うのが通例です。

ご参考:

http://gordendon.s204.xrea.com/china/life/kiken9.htm

http://www.cnnavi.com/index.php?option=content&baseid=328&task=view&id=2000

日本に住んでいた時は、共働きで結構カツカツの生活で、お手伝いさんを雇うことなどは夢のまた夢でしたが、色々複合的な動機が重なって、アイさんをお願いすることにしました。

その動機のうち、主な理由は以下。

(1)中国語レッスンの間の子守りが必要だったこと。

上海に来た当初、片言の中国語も話せず、聞き取れず、中国語を習わないことには暮らしていけないと痛感しました。(古北の中だけで暮らそうと思えば、日本語だけでも何とかなるんですけどね・・・)でも、来た当初、下の子供はまだ生後5か月の赤ちゃんだったので、語学学校に通うこともできません。家庭教師派遣を頼み、そのレッスン中に赤ちゃんの面倒を見てくれる人が必要でした。

(2)掃除がキライ(笑)

そして、何より、私は掃除が苦手。苦手というのもあるけど、破滅的にキライ・・・。そんなに掃除がキライなのに、上海は日本に比べて埃が多く、2~3日拭き掃除をしないと、床にも家具にも激しく埃がたまります。窓を開けて吹いてくる風には黒い塵が混じっているほどです。・・・料理作るのは好きだけど、お皿を洗うのはキライ。綺麗な服を買って着るのは好きだけど、洗濯した後、干して仕舞うのが面倒臭い。という専業主婦としては致命的な性格です。そんな私の代わりに掃除をやってくれるなんて、ホント夢のようです。でも、上海なら、比較的リーズナブルにアイさんをお願いすることができます。

では、どこでアイさんを探そう?赤ん坊を抱えた私に、上の息子の学校関係の方や近所の方が、アイさんを紹介してくれようとしましたが、ウチの旦那の意向により、住んでいるマンションを仲介してくれた不動産屋のおばちゃんに探してもらうことになりました。そして、「上海人のアイさん」と指定。わざわざ「上海人」と指定した理由は、上海人なら、ある程度教育を受けていて、普通語も話せるはずだ。(地方出身のアイさんだと、訛りが強すぎて、これから中国語を習う人間にとって悪影響になるかもしれない、ってダンナ。)そして、上海人なら、モノを盗んで地方に逃げてしまうってこともないだろう。(悲しいことに、高価な品・現金を持ち逃げするアイさんもいるそうです。)不動産屋のおばちゃんに紹介を頼むのも、中国人はメンツを潰されるのを非常に気にするから、紹介してくれた人のメンツを潰さないためにも、不正は慎んでくれるだろう、という旦那の考えからでした。

この不動産屋のおばちゃんは中国人ですが、日本に昔住んでいて、ある程度の日本語は話せる人。そして、マンションを仲介してくれた後も、いろいろアフターサービスをしてくれる、とても頼れるオバちゃんなのです。お願いしたのがちょうど3月中旬だったので、ちょうど駐在員などの入れ替わりの時期。オバちゃんはアフターサービス次いでに日本人のお宅を廻って、そのお宅で働いているアイたちと雑談をしたりしながら、アイのネットワークを独自に組んでいるらしい。そこで、すぐにオバちゃんは候補の人を連れて来てくれました。上海人のアイさんはとても人気なので、早く決めないとすぐに空きが無くなってしまうそうです。

ウチのアイは50歳。初めて会った時、親戚の伯母さんに似ているなぁと思いました。日本人の家庭でのアイさんの経験が10年あるということ。残業もオッケー。料理も得意。お給料は月極めでいくらいくら欲しい。などなど話を聞いているうち、必要な要求はするけど、きちんとケジメをつけられる人っぽいな、と思いました。子供も可愛がってくれそう。そして、料理が得意!というのもポイント高かったかも。そしてすぐに彼女に決めました。来てもらうのは週三回午後のみ。時給換算にして14~15元ぐらいでしょうか。近所には時給8~10元ぐらいで十分満足する働きをしてくれているアイさんを雇っている人もいるので、やや割高かもしれません。

でも、私は大満足。短い時間に洗い物・お洗濯・掃除機・アイロン・ベットメーキング・床の水拭きを非常に効率的にサササとやってくれます。最近は赤ん坊が活発になり、なかなか目を離せなくなって、その分アイの実働時間が減っているんだけど、時間が減ってもやることはキチンとやってくれます。流石プロだわ!と感動しています。

実は、私、上海に来るのが本当にイヤだったの。ちょうど赴任の時期に、中国の農薬問題だの毒ギョーザ事件だのがニュースとして盛り上がっている時だったので、一度は本気でダンナに単身赴任してもらおうと思っていた。でも、上海に来てみて、しばらく居てもいいわって思うようになったのは、このアイの存在が大きいかもしれない。そんな働き者で愛すべきアイさんの話をこれからチョビチョビとお伝えしていきますね。