Sunday*Novel『空は飛べなくとも』 | 千夜一夜の夢物語

千夜一夜の夢物語

何気ない日常、それはありえない非日常。

いつもどおりの現実、しかし考えるのは非現実。

当たり前の事実、捻じ曲げられた虚構。

お断り:毎週日曜日は一応適当な小説を書いていく日になっていますので、ご了承下さい。

    付き合いきれないわ!という方は、回れ右でお願いします。



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彼女は言った。


「私だっていつかは大人になる日が来て、子供じゃなくなるの」


それはいつなのか、彼女にもわからないという。

子供と大人の境目はいつだって不確かで、曖昧なものだ。

自分で『大人だ』と言い切ってしまえば、大人になれるかもしれない。

見た目だけが立派に大人になっていったとしても、中身が子供のままでは

不釣り合いなだけだ。逆もそうだ。


「だから、子供の時にできることを全力でするのよ」


子供だから許されることをはき違えてはいけない。

法に裁かれない?謝れば済む?黙っていれば気づかれない?

人を傷つけてもかまわない?


そういうんじゃない。


子供じゃないとできないことは、そういうことじゃない。

今しかできないことを全力で楽しむってことが、すでに子供にしかできないこと。

大人には今はあっても、未来はないかもしれないから。

子供には今があって、未来があるんだから。



あれもこれも制限されて、息が詰まりそうな毎日かもしれない。

でも、それは子供だから許されている時間。

自分が守られているんだということを心にとどめておかなきゃいけない。



そう、大人になったら誰も守ってなんかくれやしない。


最強の盾なんて存在しない。


最強の矛なんて存在しない。



だから、自分自身を守る強さを身に着けなければならない。



「我慢?そんなのしてないわ、だっていつかは自分が守る立場になるのだもの」


「我慢していることがあるのならば、大人になってからしてみればいいのよ」


「ただし、それは本当に自分にとってご褒美となりうるものか考えてからよ?」



僕は、子供から大人になろうとしてた。

でも、今はもう少しだけ子供のままでいようと思っている。



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何を書きたいのか不明な文章になってしまいました。

先ほどまで『ピーターパン』をチラ見していたのですが、そんな感じです(ヲイ)

前にも書きましたが、中学の卒業文集にてタイトルを『ピーターパン・シンドローム』と

称して書いたことがあります。大人になりたいけれど、子供のままでいたいという

矛盾した気持ちを書いた感じかな?よく覚えていませんが…。



リア充という言葉がありますが、そんなの誰が決めるんですかね?

あ、ちなみに私はつい最近まで上の言葉を『リアル充電』だと思ってましたよ(笑)

ネットを使っているとはいえ、そういう言葉には疎いんです…はい。

いまだに意味不明な言葉が飛び交っていて、結構大変です…。



戻れるのなら、一番楽しかった小学生3,4年ぐらいに戻りたいですね。

一番バカやってた頃だと思う…うん。



明日から仕事か…一気に現実に戻ります。