樋口惣右衛門が黒幕にしか見えない件
まぁそれはちょっと冗談として(大半本気ですけど)、惣右衛門、何か景虎さまに恨みでもあるのでしょうか?
ここ数回、それこそ御館の乱が起きる前から、彼がやたらと北条を目の敵にしている印象を受けます。
演出上乱の発端となった「景虎方が北条に宛てた密書」も、惣右衛門が持ってきたものでしたね。これが贋物であっても私は驚きません。むしろそうだったら面白いw
でも、密書云々は本来直江が言うべき台詞だと思うけど…(上杉家の忍者である軒猿は直江家の配下だって何かで読んだ記憶が…)
なんで惣右衛門そんなに景虎~北条間の密書に詳しいの???
彼が密書云々を口にするたびに、景勝方の景虎への猜疑心が増していっているような気がします。
むしろ惣右衛門は主君であった景勝の父政景の仇である謙信の死を待ち、主君の子景勝を越後国主とせんと狙っていた…とかだったら色々納得するんだけどなぁ。
あと惣右衛門がらみの突っ込みといえば、桑取から戻らない兼続に対して「申し訳ない」的な一言で済ませようとしてましたね。いやいやいや、そんな、謝ってすむ問題じゃないからね。
今回ところどころ目を離していたんですが(『上杉三郎景虎』を買ったので読んでいました)、いい感じに景虎様がヒールになってきました。なんか、判りやすい『悪役』で、まぁこれはこれで、いいんじゃないでしょうか。
今週の突っ込みどころをいくつか(順不同です)
・「腹が減っては戦は出来ぬ」
・春日山の三郎景虎屋敷のすぐ前が米倉だったそうなので、春日山の兵糧は景虎方に押さえられたということでいいのでしょうか?まぁ、金蔵に食料はありませんしね。
・ていうか景虎様……なにかと米倉に縁のあるお方ですね…(鮫が尾城といい)
・「三の丸の屋敷に火が放たれました!」
・あれ?三の丸って景虎屋敷じゃないっけ??
・なんか変な部族になってる桑取村
・なんか怖い儀式とかしてても違和感なさそうな桑取村
・毛皮は当時大名くらいしか手に入れることが出来ないような高級品だったような気がしますが、桑取の衆、素肌に毛皮って暑いのか寒いのかはっきりしろ
・何度見ても春日山の位置がおかしい件
・「くわどり」の発音もおかしい(最後の天地人紀行の発音は普通だったのに)
・いいぞ信綱、もっと怒れ!
・戦時中に子作り宣言する信綱に思わず笑みがこぼれました(´・ω・`)
・刀を預けられた老女「山道でこんな重いもん渡されても……」
・春日山と桑取は別に山で続いてるわけじゃないのですが、兼続、どこの山を下ってたんだ?
・上杉家の精米技術の凄さに驚愕
・景虎方に包囲されてるから兵糧不足になったというのに、諍いもなく桑取衆総スルー orz
・あれだけ夫を怒らせておいて自重する気配がないお船
・あの件を境に夫に気を使って少し兼続と距離を置こうとするとか、そういう配慮かと思ったんだけど全く違いましたね☆
・景勝「3日待つ!」えっ3日ってちょっと少なくね!?
・それほど険しくない山道でなぜかよろよろと遭難寸前の兼続
・信綱が噛ませ犬すぎて可哀相
・可哀相なんだけど、最後の真っ白い包帯にちょっと笑った
・農民にとって戦でどちらの味方をするかは「利になるかならないか」のひとつに因るところが大きいと思うので、桑取の人達の最初の主張のほうが正しいかと。農民に「上杉家家臣としての誇り」とか言われてもな…
・ていうか桑取の人達は景虎様に貰った金を即刻返せよな!
しまった、短く済ませようと思ったのに、挙げだすとキリがないですね。
ここ数回の中では、今週は良かったのではないでしょうか?
演出は先週と同じ人なのかな?OPよく観てなかったのですが。悪くはないけど、戦闘シーンのあたりとか、ちょっと緊迫感がない感じ。
北条に頼った景虎を兼続が非難していましたが、これこそが兼続の望んだ「自分の行いを正当化出来る相手の非」ではないのでしょうか。相手の非を責めることで己を正当化することが出来るような気配を感じて、少々辟易するところも。そもそも乱の始まりは「嘘」です。ここにある非を隠匿し続ける限り、どう奇麗事を口にしたところで「義」にはならない。
その辺の葛藤をもう少し見せてくれたらな~と思うのは、望みすぎなんでしょうね。
あと、上田衆の無意識の傲慢さを感じる箇所が多々あるので、彼らは一度心底から痛い目にあった方が今後のためかと。
お船と信綱の喧嘩は、「好きでもない相手に嫁がされて可哀相なお船」を演出したいのかなー。でも私から見ると、今回の信綱の怒りは至極尤もで、非難されて仕方がないのはお船の側です。製作者側が涙で女性視聴者の同情を引こうと考えていたのなら、それはないと言いたいところです。
が、信綱……戦時中に暢気だな……。
上越弁で言うと、なんかこう、全体的に兼続はちゃわちゃわしすぎなんですよ!お前がちゃわついたせいで色んなことがおかしな方向へ行ってるんだぞー!