革命の鐘は鳴る―炎の蜃気楼(ミラージュ)〈37〉 (コバルト文庫)/桑原 水菜
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やっとここまで来ましたが、冒頭の直江の回転で物凄く…欝です(笑)

崇徳院の怨念で動塞安土城が破壊されてから、気がつくと直江は見知らぬ土地にいた。高耶を探して彷徨った果てに、『神殿』と呼ばれるそこで唯一出会えた男は…。

というところから始まる37巻。

直江の愛が痛いんですけど、いきなりのSF的展開で読者は度肝を抜かれます。

色々深く読もうとするとイセの神官相手に涙が止まらないことになるので、最深部から自分の感情を引き戻すのが大変。

しかし知ってはいたけど、直江は時々(…時々?)おかしな方向へ突っ走るなぁ。

『高耶と共に歩むための最果てへの切符として、直江が求めたもの』にどれだけの読者が「ちょ、直江落ち着け!」と思ったことでしょうか(笑)



このシリーズをずっと読んでいると、嫌が応にも生と死というものを考えざるをえません。

共に生きるということ、共に死ぬということ、残された人間の永劫の孤独を埋める幸福とは何か。

このシリーズは未読の人には「BLモノでしょ?」と思われてしまいそうですけど、男女間の愛憎ではこの話はこんなにもシッカリと形作られなかったと言い切れるので、ぜひ偏見なく読んでみて欲しい作品です。

絶対に面白いので。

あと、すっごく歴史の勉強が出来るので(笑)




残りあと3冊…。

1度読んではいるけど、またシッカリ読み込みます!