決勝審査のご説明
みなさん
こんにちは、審査局長の杉浦です。
同じ学生にもかかわらず、単に運営委員の審査局長という肩書だけで、
多数の熱意ある、高レベルのプランの優劣をつけるシステム作りをしていた杉浦です笑
(決勝に駒を進めたプランナー、惜しくも予選で敗退となってしまったプランナー両者へのサポートに関しては、
PS局長の柿添さんに本当よく対応してもらってます。)
さて、今週1週間のブログは、オーディエンスの方々に見てくださっていると思いますので、
自分の方から、決勝に進んだプランがどういった審査基準の基に判定され、
決勝でどういった方に審査されるのかを説明させていただきたいと思います。
(1) 決勝審査員の方々
まず、豪華決勝審査員の方々ですが、
HPをご確認ください!
http://www.springwater.gr.jp/trigger/contest_summary/ei/final
① 市場性
市場性でのポイントは、市場規模とニーズです。
市場性とは、商品・サービスに最大どれくらい市場規模があるかということです。市場規模に関しては、客単価×客数×購買頻度で算出できますが、あまりに小さい市場規模なら、途中で限界があるわけで、そういったプランはやめるべきです。具体的には、100億円以上の市場規模が1つの基準です。
② 持続的競合優位性
この項目でのポイントは、持続的な競合優位性があるのか、競合他社を品質やコスト、仕組み等の面で分析できているかです。
ある程度市場が大きく、儲かる事業があれば、他社が参入し、値下げ競争になってしまい、結果として、ビジネスが大きくならないうちに市場は成熟してしまいます。そこで、自社の競合優位性を持続させて、他社の参入を迎え撃つ必要性があります。
持続的競合優位性を確保する方法として、「自社内に外からは見えないブラックボックス的な優位性を作る」のが成功法ですが、顧客が他社に乗り移らないようにする施策として
(ⅰ)顧客に関係特殊的な投資をさせる(例:スイッチングコスト)
(ⅱ)顧客にネットワーク(例:ネットワークの外部性)
があります。
③ 実現可能性
技術ノウハウの面で実現可能であるか、法律的・経済的・社会的な状況を想定しているかです。法律面に関しては、今年は法律家の鈴木よく見ていただきました。
④ 収益性
ポイントしては、基本的な収益性があり、持続するかどうかです。
ベンチャーとして望ましい収益構造は、売上が伸びる際の変動費が小さく、最初は、赤字が続いたとしても、事業規模拡大に伴い、収益性が改善する事業です。目安としては、2,3年目で単年度黒字になるのが理想です。
悪くても限界利益率が40%以上、60%以上という事業が望ましいです。
⑤ 具体性
広告戦略、人数、資本金、リスクマネジメントの観点で、業務計画がしっかりできているかどうかです。
一般の企業と異なり、ベンチャーで重要なのは、どこの部分を自社で、どこの部分をアウトソースするのかが問題です。
⑥ 独創性
独創性は競合分析などの比較とそれによる独自性とは違うもので、
ビジネスの視点でアイデアにおもしろみがあるか・社会的意義があるかどうかです。
既存にあるビジネスと同じ価値しか生み出せないなら、やる必要性ないですよね。
⑦ プレゼン
合理性と共感性の観点で、合理性は、論理立てて説明できているかどうか、共感性は、スライド言葉の明確かどうか、ビジョンや課題が共有されるかどうかです。
合理性が対頭に対して、共感性が対心です。
TRIGGERと他のビジコンとの最大の違いは、優勝したチームの起業に至るまでを全面的にバックアップする起業を前提としている点です。それ以上に何より、プランナーは新卒の肩書を捨て、人生をかけて起業に挑戦してきますので、本気度が違います。今年のTRIGGER2011では、審査員やメンター制度でコンサルタントの方々に加え、法律家や会計士、プレゼン指導専門家に協力していただき、プランのブラッシュアップセミナーも5回も行い、抜本的に改革を行ったので、歴代最高のプランが決勝に上がってくると思います!ぜひ見に来てくださいね! http://www.springwater.gr.jp/trigger/application/aa/student



