文化を守ること。
こんにちは、僕です∠( 'ω')/
今日は、イベント開催の是非について、末端のいちアーティスト・演者としての意見です。
別に自分の意見を発信しなくてもイイかなと思ってたけど、最近のニュースを見ててちょっと思うところがあり、投稿します。
大前提として、「自粛要請」で正解はないはずなので意見はそれぞれで良いと思います。
その上で、イベントを開催するのが良いかどうかについて、僕としては「文化を守りたい」というのが大きな意思としてあります。
先日、小規模ですがイベントを開催しました。
当然ですが、リスクを完全にゼロにするのであればどんなに小規模でも開催しない方が良
いに決まってます。
ただ、やっぱり白か黒かだけでは決定はできなくて、もちろん迷いはありました。
音楽・演劇・絵画・書道・大道芸などなど、娯楽や芸術と呼ばれる分野は、衣食住に直接
関わるものではないので、非常時にはやっぱり優先される分野ではないなーと思ってます。
極端な話、災害被災地で復興作業よりもライブが優先されることはないですよね。
だけどその分野を完全にゼロにしちゃうと、文化が衰退します。
現に、最近だとシルクドソレイユのパフォーマーさんが大量に解雇されたというニュース
がありました。
日本でも全部を中止または延期にすると、当然小規模な会場やイベント会社などはあっと
いう間に倒産します。
例えば、僕が先日開催した小規模なイベント1つを中止にしただけでは、きっとお店は潰
れません。
でもそんな日が数日あると経営は傾き、その状況が 2,3カ月も続けば潰れかねません。ほんとに。
僕は別にライブハウスそのものが大好きという人間じゃないけど、やっぱりライブをする
場所はなくしたくないんです。
そこで文化が生まれて、育って、最終的に自分とたくさんの人を幸せにすることができる。
笑って泣いて感動できる娯楽や芸術って、人間だけの特権だと思います。
誰しもが音楽や芸術に救われたあの瞬間は、そういう場所に支えられて存在しているんです。
もちろん国がすべてを補償してくれるなら全て中止または延期にすれば文化は守られるけ
ど、そんなことないでしょ。笑
ワクチンができるまで1年半ほどかかると当初から言われているので、こういう状況とし
ばらくは共存しなければいけない。
いろんなバランスを鑑みて、グレーゾーンの中で決定していくしかないんです。
何が言いたいかと言うと、どんな決定においてもそれを批判してほしくないなーと思うん
です。
誰かを批判するより、誰かと笑ってた方が免疫力も上がって良くない?って。
無条件でみんなが笑える日が、一日でも早く訪れますように。
以上!