デジタルかアナログか。 | Vocalist 森丘崇の“ROCKでバキューン!!”

デジタルかアナログか。

こんにちは。

今日は音楽的な話をします\(^o^)/




デジタルとアナログ。

数値化できる情報なのか、数値化出来ないあいまいなものも含んだ情報なのか。。。

というと小難しい説明になってしまうので、デジタルとアナログの違いを知りたい人は検索して下さい。笑

(僕も細かいところまではわかりません)





レコーディングする時、現代ではほとんどがデジタルで録音します。

コンピューター上で録音したデータを管理できるので、「やり直し」「もとに戻す」「途中から録音する」みたいなことが簡単にできます。

昔は、1曲まるまる1発で録りきらないといけなかったり、ドラム→ベース→ギター→ボーカルという風な順番で録るのではなく、全パートが「せーの」で録らないといけなかったりしたそうです。




どっちがいいかと言うと、レコーディング環境としては断然デジタルの方がいいでしょう。

だって「欠陥のない商品」が出来上がるわけですから。





でもでも。

「勢い」「感情」「人間味」みたいなものは、1曲を通して表現するもの。

特に歌は表現が一番。

技術はマナーであり、一番重視する部分じゃないと思ってます。




そういうものって、一部分を切り取ったり数値化できたりするものではないわけです。

なので、レコーディングする時は必ず最初に何度か1曲通して歌います。

それで曲全体の雰囲気や表現の感覚を掴んで、本チャンのレコーディングに入ります。

だって、どんな景色を思い浮かべて歌うかとか、どんな想いを込めて歌うかとかって、データ化できないものだから。




歌そのものはアナログ情報なんです。

それを記録する方法がデジタルになっただけで、ものの良し悪しの根本は原音(録り音)にあります。



こないだエンジニアさんと歌について話してて、

「感情的になれば音はシャープするしリズムも突っ込みます。
 悲しく歌えばフラットしたり、後ろノリになったりします。
 人間なんだからそれが当たり前だし、それが面白いんですよ。」

とおっしゃってました。




いやほんと、その通り。

コンピューターに取り込まれた段階でデジタルになった「歌」というデータの背景にある、歌い手の頭の中をリスナーに届けたい。



頭の中はつねにアナログ人間でありたい。(古いという意味じゃないよ。笑)






さー、ワンマンが近いです!

新体制では初のワンマン!

君に来てほしい!

予約待ってます^^


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