「現状維持」なんてホントはありません。 | Vocalist 森丘崇の“ROCKでバキューン!!”

「現状維持」なんてホントはありません。

現状維持という言葉がありますね。


よく、現状維持は後退であると言うけれど、それはなぜか?




例えば、リンゴを放置してたらやがて腐ります。


同じように、なんでも腐ります。


長い・短いはあるけど、どんなものでもやがて必ず腐ります。





んー、例えば。。。





ポケベル。


僕もさすがに世代じゃないけど、流行りが終わって今は売ってません。




ガラケー。


スマホの登場により一時期よりは生産が減りました。




新聞。


ネットの登場により読む人が減りました。






どんなモノでも、かならず腐ります。

人間も腐ります。



何もしなければ楽かも知れない。

何もしなければ怒られることもない。

代わりに何も得ることはできない。

それでも現状維持がイイというなら、それはその人の自由だけど、

老化に逆らえる人はいない。




なんで腐るかというと、時間が流れているから。



これはどんなモノでも、どんな人でも逆らえない。




現状維持でも、明日を生きていくことはできるでしょう。

現状維持でも、一年後を生きていくことはできるでしょう。



でも振り返ると、時間とともに心と体は老化しているでしょう。




だから、「現状維持は後退」なんじゃないかな。


「現状を維持するために頑張る」ってのは後退じゃない。

そういう場面だってあるでしょう。




結果として現状維持かどうかじゃなくて、精神的な意味で、現状維持なんてものはないと思う。



前進か後退か。



2つに1つ。



「3歩進んで2歩下がる」でも構わないから、進み続ける意志力と行動力を。