Triggerの楽曲について。 | Vocalist 森丘崇の“ROCKでバキューン!!”

Triggerの楽曲について。

今日はせっかくなので、「Triggerの楽曲ができるまで」を曲ごとに紹介します。



●HELLO

 これは僕が新宿の改札をくぐる直前にふとサビのメロディが浮かんでできました。

 その後弾き語りでスタジオでメンバーに披露し、比較的あっさり完成。


●プラトニックの花

 TAKAOMIくんがトラックを作ってきて、それに僕がメロディを乗せました。

 一番最初にできた歌詞は今とまったく違ってて、当初のコンセプトは「疲れたサラリーマン」でした(笑)。

 略して「プラ」。


●Souls in the Setting Sun

 これはRYUZIがトラックを作ってきた曲ですが、一番最初はポップな曲調でした。

 その後ボクらにダメ出しを受け、パンク調になりました(笑)。

 それでもしっくり来なかったTAKAOMIくんが今のバラード調にアレンジして、「こっちの方がいいじゃん」って。

 そのアレンジされたトラックに僕がメロディを作りました。

 略して「Souls」。


●赤い翼

 僕が学生のころに弾き語りで作っていた曲を、ふと思い出し、Trigger用に作り替えました。

 その頃のタイトルは「いばらの綱」。“いばらの上を歩くような人生”っていうコンセプトでした。

 Trigger用に作り替えたとき、サビのメロディはしっくり来たものの、AメロとBメロは今と全く違うものでした。

 で、「別の考えてきて」と言われて、結局学生時代のメロディを提示したところ、「いいね」となりました。


●T.R.Y.

 TAKAOMIくんがトラックを持ってきたんですが、すでにメロディが入っていました。

 サビメロこそ僕が少しいじりましたが、ほとんどTAKAOMIくんが作ってくれたメロのままです。

 イントロから繰り返されるギターリフは、僕が持ってきた別の曲を聴いてインスピレーションされたそうです。

 一番最初のタイトルは「TRY,DELIGHT」。


●ぬくもり

 これも僕の学生時代の曲。前のバンドでバンド用に完成させました。

 元の歌詞は幼稚だったため大幅に変えました。

 「HELLO」と同時期にTriggerとして音源化させた曲。


●24/7

 TAKAOMIくんがトラックを持ってきた曲。なんとそのトラックでは、彼が歌っています。

 タイトルにこだわりがあったらしく、「四六時中お前のことを思ってるぜ」というコンセプトで作詞しました。

 ギターソロあけの大サビは僕が付けたしました。

 実はトラックの段階ではあまりしっくり来てなかったけど、最終的には無茶苦茶かっこよくなりました。

 略して「TWENTY-FOUR」。


●SINGLE STAR

 RYUZIがトラックを作ってきて、メロディもほぼRYUZIが作ってます。

 Bメロだけ僕がメロディを作り替えました。

 初ライブで披露したんですが、前日までタイトルでもめました。

 「~STAR」というのがダサイと言われ、「HEAVEN'S RAY」とかいろいろ案が出ましたが、

 時間切れとなって今のタイトルのままにサラーっとなりました(笑)。

 時間があったらタイトルは違ってたかも。


●暁

 最初に作った音源では、AメロとBメロは今とは全く違うものでした。

 自分で作っておきながらビミョーだったので作り替えました。

 ほんとはもっと重たいロックナンバーになる予定でしたが、ミディアムバラードっぽくなりました。


●PARAFFECTION

 コンセプトは、「ねじ曲がった愛情」。

 欲情を愛情だと思っているっていう。

 そういう感情を図形に例えて、

 もとのタイトルは「平行四辺形の夜」(笑)。

 サビも「平行四辺形の夜~♪」でした(笑)。

 パンチがありすぎてボツ。

 その後「感情AFFECTION」に変えたけど、「1つの単語がいいよね」ってことになり、

 「PARALLELOGRAM(平行四辺形)」+「AFFECTION(愛情)」の造語になりました。

 ギターソロのコード進行が半音ずつ下がっていってるだけ

 なんですが、それだけでちょっと気持ち悪い、ねじ曲がった感じを表現したコード進行になるという発見がありました。

 略して「パラ」。


●Dance with FREEDOM!

 これはライブで手を左右にみんなで振りたい!っていうだけで作った曲(笑)。

 バンドでディスコサウンドっぽいのをやったらどうなるんだろう?って。

 いい意味でTriggerっぽくない異色の曲になりました。

 この曲のギターソロが一番好きかも。

 略して「Dance」。


●TECHNO BREAKER

 RYUZI作詞・作曲。歌詞は単なるエロなので、メッセージ性はほぼありません(笑)。

 ジャジーな曲を作りたかったらしく、えせジャズの要素を含んだ曲になりました。

 誰もジャズなんて詳しくないんで、あくまでも「えせ」。

 略して「TECHNO」。


●Dramatic distance

 RYUZIがメロも含めてトラックを持ってきた曲。

 RYUZIが付けた仮タイトルは「ドラマティックに恋したい」。

 広瀬香美的な(笑)。

 で、「ドラマティック」という単語を活かしたくて、こういうタイトルになりました。

 すでに略して「DD」ってメンバー内では呼んでたりも。




こうやって書いてみると、どれも自分の子供みたいにカワイイ曲たちです^^♪

「捨て曲」なんて作ってる方からするとないもんですね~。


さーて、たくさん名曲作るぞー☆