病院。 | Vocalist 森丘崇の“ROCKでバキューン!!”

病院。

今日は慶応義塾大学付属病院に行ってきました。


ここは、今年の2月に僕が一週間入院していた病院です。


Triggerの初ライブ直前でした。





どこかケガしたとか病気したとかではなく、声の響きを抜けさせるために不可欠だったんです。


もともとひどいアレルギー性の鼻炎で、年がら年中鼻がジュルジュルしてました。

鼻声だわ鼻水出るわ鼻詰まって頭痛くなるわで、ずーっと僕を悩ませていました。





で、去年東京に出てきて本格的に歌手を目指そうとしたときに、やっぱり鼻のことがネックで、

ボイトレの先生に相談したところ、同じ症状で手術した生徒さんがいるらしく、手術後、歌の上達スピードが増したとのことでした。



手術は正直悩んだけど、「本気なんだろ」って自分に言い聞かし、手術を受けることに。


僕の場合、アレルギーだけでなく、右の鼻の穴と左の鼻の穴を隔ててる壁が曲がっているとのことで、片方の穴が小さくなっていたので、その矯正もすることになりました。




それはそれは壮絶で・・・




今でもあんまり思い出したくないけど、多分一生忘れないでしょう(笑)。




手術は全身麻酔で行われ、麻酔が点滴針から入ってきたと思ったら、手術終わってました。


そこからが苦痛で、鼻の中に止血用にガーゼを何枚も詰められ、まったく鼻呼吸のできない状態に。


さらに術後しばらくは鼻血が止まらず(鼻の穴を隔てる壁と粘膜を切っているため)、ほぼ眠れない日々。


血は喉にもたれてきて、常に気持ち悪い。


食べ物を食べるどころか、液体を飲むのにも一苦労。




そして数日後に鼻の中のガーゼを抜くんですが、これが本当に痛い。


すごい奥の方までガーゼを詰められているので、これを抜くのは脳みそが吸い取られるかのよう。




よく耐えたなー、自分。




でもやっぱり退院後のあの爽快感は忘れられません!


鼻がスースーする!




生まれて初めての感覚でした☆




それ以降、少しずつだけど歌の上達も早くなってきてる気がする。


先生のお墨付き!









あのときの思いは一点。


「本物の歌手になる」!




この病院に来ると、初心に帰れるからキライじゃない。




今日は最近またビミョーに鼻の具合が悪いので、メンテナンスに。


さほど問題はないみたいだけど、アレルギー体質が変わったわけじゃないので、ハウスダストには気をつけないと・・・。




・・・なんか病院が歌手の原点って、どうなんσ(^_^;)