TRIGGER代表の半田です。
彼と初めて会ったのは5年前
5年前、彼はまともに歩けなかった・・・。
さかのぼること5年前の梅雨の時期。彼が17歳のとき。
彼は膝に痙攣を覚えていた
しかし、野球部の練習は休めず
練習は暗闇の中でのノックなど・・・
けが人続出のチーム
意味があるとは思えないないようだった
彼は接骨院にて治療を受けた
出来そうにない状態とは分かったいたようだったが
彼「練習できますか？」
整「俺が治療したんだ。出来るに決まっている。」
その日の練習中、彼はしゃがんだっきり立てなくなってしまった。
そのまま総合病院に入院。
しかし・・・原因はわからず。
「画像では何もないし・・・本当に痛いの？」と。
彼は『仮病扱いされた・・・』と、怒っていたし傷ついていた。
「うちじゃ原因がわからないから退院していいよ」とどこかを紹介してくれるわけでもなく。
「一生寝たきりって可能性もあるよ」
「生まれつきの背骨の奇形かも」
治らない情報をいろんな方面から叩きこまれ・・・
挙句の果てには仮病扱い・・・
高校2年生にしてお医者さんや接骨院に不信感を抱いてしまっていた。
そんな話を聞いたのが5年前の梅雨。
当時勤務していた病院で彼を担当することになったときである。
かわいそうだった。
たんとかしてあげたい。その一心だった。
いろんなことを試した。ほんとうにいろんなことを。
そんな話で昨日は彼と盛り上がった（笑）
で、一筋の光に辿り着いた！！！
キネシオテープを貼るとそこだけ痛くなくなる。
そして、かかとがまともにつけるようになった。
で、本人の感覚を聞きながら貼っていった。
胸や肩にまで及んだ。
皮膚が見えないくらいにまで貼った。
結果
なんとか歩けるようになったのだ！！！
となると原因は・・・。
ピンときた！！！
でも、私にはどうすることも出来なかった。
まともに触ることもできなかったし。
そこでとある医師のところに行ってもらう決断をした。
遠い遠い県外の病院へ
当時勤務していた病院では行っていない方法だったから
テープを全身に貼ればなんとか行けるだろうと
で、組織の人間としてはやっては行けなかったことだったと思うが・・・
お母様に内密に相談し、自主的に退院してもらいそこへ受診にいってもらう提案をした。
賭けではあったが、彼を救えるのをその方法しかないと思っていたから
バンの後ろに布団を敷いて
そこにずっと横たわったまま何時間もかけての到着だったようだ
そこでの4日間の治療後、電話が鳴った
「先生、痛くないっす！歩けます。走れます！！」
ほんとに！？嬉しすぎた
それから週に一度、地元で似たような治療をしているところに通い続けて・・・
高校3年生では体育も出来るようになったと報告をもらった
彼を担当させてもらった経験が、今の自分の信念にもなっている
筋・筋膜にここまでどっぷりとつかるようになったのも
まずは「痛みを」それから「運動を」
彼の影響がその考えを強くしたのも事実
まさに「きっかけ」でした
で、今はゴルフに興じているとのこと（笑）
動けるようになってよかったね(^^)
みてくれはこんな感じですが
とってもやさしいいいやつです
おまけ
で、昨日ははるばる群馬から遊び＆施術に来てくれました。
いまでも、膝と腰は完璧ではない。
月1くらいで病院には通っている。
施術後喜んでくれました！！！
今度はゴルフ一緒にいこうな！俺、へたっぴだけど(^_^;)
