そういえばおみくじらソーダってあったね | ◆今夜も枕投げ◆

そういえばおみくじらソーダってあったね

 まだ幼稚園に入る前であろう小さい子を連れた、仲のよさそうな三人家族がいる、どうやら子供が神社に始めて参拝するようで、父親が丁寧に、子供に方法を教えている。よたよたと手を合わせ、見よう見まねで祈りの真似事をする子供の息はまだ白い。

 もう三箇日を過ぎたとはいえ、初詣に訪れる人々の数は減る勢いを一向に見せない。大勢の参拝客の間を縫うように、縁日の焼き蕎麦の香ばしいソースの匂いが鼻をくすぐる。笑い声と囃子の響く中、境内へと歩く。少々キツメの石造りの階段を登り境内へと辿り付く、遠くからの賽銭を受け止めるためか、賽銭箱を囲むように布が取り付けられていた。見て見るとお札やなにやらの中に、やはりというか宝くじも放り込まれていた。予想通りというかなんというか。その券で偶然一億が当たったりしたら、それは誰の運なのだろう。神の運なのか、それとも宝くじを賽銭箱に入れた人の運なのか。

 運といえばおみくじ。去年の暮れ、ROの期間限定イベントのアトラクションの一つにあったおみくじを引いてみたら、健康運、仕事運、恋愛運全てで凶をひいてしまいました。今年は厄年なのか!就職活動もしなきゃいけないのにこのままでは幸先が悪すぎます。しかしそこで考えて見た。そういえば僕がおみくじを引いたのはまだ年の暮れである28日。つまり、あの時ひいたクジの対象は去年の僕の運勢。つまりまだ今年の運ではない!つまりセーフ!って事はもっかい引きなおせば無問題。僕天才じゃね?というわけで、おみくじをもう一度引いて見ました。「神社のおみくじでは大凶は抜かれてるから余り意味は無いぞ」というその筋に詳しい家の婆ちゃんの忠告は聞かなかった事にして。おみくじの料金箱に二百円を入れ、番号の書かれた棒が入った箱を思いきり振る。中で木の棒が擦れ会う音が聞こえる。その小豆を洗うのに似た音の後、中に入った棒一本ぶんあけられた穴から、ほんの一本だけ棒が滑り出てきた。番号は二十七。おみくじの紙が入った棚の二十七と書かれた引出しを開ける、中に入っていた紙には・・・・

眠いのでまた明日