まざぁ ぐうす | ◆今夜も枕投げ◆

まざぁ ぐうす

平野 敬一
マザー・グースの唄―イギリスの伝承童謡

 『夕焼け小焼けで日が暮れて』ときたら何が浮かぶ?と聞くと、多分大多数の人が『山のお寺の鐘が鳴る』と思い浮かべるはず。こういった童謡は、子供の頃、背中におぶられて子守唄代わりに聞かされたり、幼稚園等で保母さんのピアノに合わせて皆と合唱したりして。時にはそれを使って変な替え歌を作って友達をからかったなんて事も。

 そんな風に楽しんでいた童謡は、すでに離れて10年以上たった今でも、別に辞書で調べ無くったって、ちょっと考えればどんな歌だったか思い出せたりしますよね。

 マザーグースはイギリスの人にとって、そういった昔から語り継がれている心の歌。この本はその最も纏められているもので訳800編もあると言われているその唄を、時代考証や、言葉の韻等からそれぞれの詩の起源や、その意味について調べているのだ。

 『童謡なんて』と侮る無かれ、その詩一編一編には、その詩が生まれた頃の事件や風景が、その一字一句に記録されているのだ。それは軽快な拍子に合わせて今もイギリスの子供達に歌い次がれ残っているのである。この冬休み、イギリスの心を知る機会にぜひ体験してみては?

 と無理やりR25みたいなブックレビューをやってみたけど。これはだめかもしれんね