2050年、脳はPCに保存される | ◆今夜も枕投げ◆

2050年、脳はPCに保存される

http://news.goo.ne.jp/news/jiji/kokusai/20050523/050522093207.qzaswo1p.html

 さて、例えば実際、この事ができるようになったとして、果たしてそれは永遠の命と言えるのか。

 脳をデータとして完全にコンピューターの中に取り込む事ができたとしても、それはすでに、自分ではないのではないか。自分という精神を情報として完全に記録する。それは只、『もう一人の自分』を作り出すだけで、自分の命を生きながらえるのとは、また違うのではないだろうか。結局自分自身の肉体は未来世紀の科学力とはいえ、いずれ限界は訪れる。その肉体で考え、行動する精神だけが、自分と言えるものではないだろうか。

 私は物語の定例文である「彼(彼女)は私(あなた)の心の中で生きている」という文は、あまり好きではない。脳内物質に影響され、計算では決して説明のつかず、不確定な心を持つ、肉を持ったそれこそが、生きている人間ではないだろうか。心の中で生きているというのは、結局思い出の中の印象だけであり。その人の心全てを知っているわけではないと、僕は思う。

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