NHK総合8時15分~9時55分の「あさイチ」で「うつは食事で治る?」というテーマで、栄養と精神症状について放送がありました。
放送では、精神症状と食べ物の関係が深いことが、ここ数年で分かってきたという紹介でしたが、実はこのことはかなり以前から研究されており、1960年頃にカナダの精神科医エイブラム・ホッファー氏によって栄養素と精神症状の関係が明らかにされています。
我が国では2002年頃から、オーソモレキュラー(分子整合栄養医学)として、取り組みが始まっており、その成果は着実に上がってきています。
しかし、まだまだその認知度は低く、多くの医療機関では向精神薬による治療が主流で、オーソモレキュラーによる治療を行っている医療機関は僅かでしかありません。詳しくは下記のサイトをご覧下さい。
- オーソモレキュラーJPのサイト⇒http://www.orthomolecular.jp/
- オーソモレキュラー医学会のサイト⇒http://www.orthomedjapan.org/index.html
故ケネディ大統領の主治医だった、トラベル博士らがまとめた「トリガーポイント・マニュアル」にも、ビタミン、ミネラルなどの微量栄養素が、痛みの慢性化や過敏化に与える影響は大きく、この問題は重要だと書いています。