スピードスター型
インナーソロでの戦術的防御方法の一つとして、以前考察しつつも見送っていた方法、それがジャベリンのオーラアーツの〝スピードスター〟を用いた回避&回復の型。
まぁ名前からしてそそられるロマン溢れるオーラアーツだな。
スピードスターは、ダッシュしている間のリキャストタイムが短縮され、HPが時間回復すると言うもの。
オーラの効果は〝スピードスターⅤ〟と言う独自効果の名称となっている。
これにスキルの〝ノンストップ〟を組み合わせる事で、フィジカル系の状態異常に対しての抵抗値も大きく伸ばす事が出来る。
まぁもちろん個別の効果なので、スピードスターによって強化される訳では無いのだが…。
ダッシュによる回復中に、ダッシュを途切れさせられることはかなり少なくなるだろう。
またアフィックスやデバイスにある〝ベストダッシュ〟を付けると、ダッシュ中の回避が大きく上がる。
以上から、敵の攻撃を喰らったり攻撃が当たりそうなタイミングでダッシュすれば、追撃を避けながらHPを回復しつつリキャストを加速させると言うディフェンスタイムが得られる事になる。
スピードスターの難点
以前この型を見送った理由は主に3つ有る。
1つは、それなりにタイミング良くダッシュしなければならないと言う、私自身のアクション適応能力に依存すると言う事…。
敵の攻撃をある程度見切って居ないと効率が落ちるし、私自身が下手くそなのでミスが多かろうと言う訳だ。
2つ目は、ダッシュ中のアーツ選択(十字キーの操作)に右手を使う必要がある事。
ダッシュしている左手親指はスティックから離せないので、どうしてもアーツ選択はダッシュ後に行うか右手で操作するしかなくなる。
そして3つ目、上記の様に忙しく操作する中でコントローラーのキャプチャーボタンを長押ししないと動画撮影が出来ない事ww
この型を使った討伐動画を上げる難易度が、他の型に比べて非常に高くなると言う事だw
これにコントローラーそのものの不調や感度の悪さ・操作性などを考えると、どうしても二の足を踏んでしまって居た…。
だが、バトル中の意図的な回避や回復方法が限られるこのゲームに於いては貴重な戦術。
特に縛りプレイとして成り立たせるにも非常に挑戦し甲斐のある型であると思う。
スピードスターは強化可能か
主にTPアーツの威力を上げる〝潜在力〟には、アーツやソウルボイスへの応答時のHP回復量が上がると言う効果がある。
つまり、潜在力を高めたビルドの方が、アーツによるより多くのHP回復が見込めると言う訳だ。
それは〝スピードスター〟のHP回復量にも影響するのだろうか。
最低限の装備を纏った状態で、ダメージトライアルにて検証してみる事にした。
単純にビルドによって回避率やリキャストタイムの短縮は可能だが、潜在力によってスピードスターによるHP回復量が増やせるのなら、かなり使い勝手が良くなる筈だ。
先ずは潜在力を積まない状態。
因みに、スピードスターのアーツレベルはMAXだ。
スピードスター発動時に即座にHPが3000回復する。
その後のダッシュ中は、ほぼ毎秒くらいのタイミングでHPが1200回復し続け、ダッシュ状態が解除されるかオーラが切れるまで続く。
何度か試みても同じ値だったので、これが凡そデフォルト状態だと思われる。
次に、スーツのスロットに潜在力を積み切った状態。
スピードスター発動時のHP回復量は3000。
予想に反して回復量は同じだった。
そしてダッシュ時のHP回復量も1200のまま…。
回復の頻度が上がっているかとも思ったが、どうやら違いは無い様子。。。
つまり、〝スピードスターのHP回復量は潜在力に依存しない〟と言う事が分かる。
…これは正直ちょっと残念…。
あと、スピードスターを追加発動していると、稀にHP回復量が1500になる時があった。
単発の1500回復ではなく、1500づつ連続して回復する。
これはどうやら、通常〝Ⅴ〟のレベルが〝Ⅵ〟になることで、HPの回復効果が上がっている様だ。
この上昇値は結構大きいが、オーラアーツを連続発動しないとレベルⅥにならないのであれば、意図的に常用するのは難しいだろう…。
と言う訳で、スピードスターによるHP回復量は潜在力によって強化する事は出来なかった…。
だが、HPの回復量を上げることで最も恩恵を受けるシチュエーションは、〝HPが大きく削られた時〟である。
これはスキルによってカバー出来る部分でもあるので、然程問題では無いのかも知れない。
逆に潜在力によってスピードスターのHP回復量が大幅に増大してしまうとすれば、それこそ〝戦闘不能になる事が難しい〟と言うゲームバランス崩壊を招く恐れがあるのかも知れないなぁw