以前、カウンタースパイク攻撃を使って来る〝心眼のフェリシアノ〟をスパイク戦法で倒そうと、あくまでフェリシアノ戦を想定したスパイク戦法のビルドを試した。
フェリシアノは〝ビースト種〟なので、対ビーストの種族特効を積み、〝アンチスパイク〟を積んで相手のスパイク対策とした。
だが〝アイアンプリズン〟で発生させる〝範囲スパイク〟はやはり〝ヒート属性〟らしく、同じ倍率のデバイスなら〝種族特効〟を〝ヒート属性強化〟に置き換えられる。
また〝カウンタースパイク〟はあくまで〝攻撃〟に対しての発生なので、おそらくこちらの〝範囲スパイク〟に対してのカウンターは無いと思われる。
まぁこれは再度検証は必要だ。
〝アイアンプリズン〟がヒート属性と言う事なら、当然〝ヒート耐性ダウン〟が乗る。
そしてスキルの〝バニシングエッジ〟も有効となる。
〝スパイク〟のダメージ量は、武器や攻撃力に依存しないので、シールドは何でも良いことになるのでアフィックスで武器を選べる。
そして武器側では〝ヒート属性〟を、防具側では〝潜在力〟を盛れば良いと言う事になる。
シールドには〝シールドウォール〟があり〝ダメージアーマー〟が付与出来るが、防御としては心許ない。
なので汎用性を持たせるには何かしらの防御対策が必要だが、この戦法に合わせ易い防御手段はやはり〝ゴーストウォーカー〟だろう。
つまり装備する武器は〝シールド〟と〝デュアルガン〟となる。
スパイク付与以外の攻撃はシールドでも行えるが、ここに無理なくデュアルガンでの攻撃を加えるとすれば、〝ヒート属性〟と〝潜在力〟を活かした戦い方が自然だろう。
スーツのデバイススロットは〝潜在力〟に埋められる事になるので、デュアルガンはTPアーツの〝エクスキューション〟が主体となる。
幸い〝エクスキューション〟は武器属性由来のダメージを発するので、ヒート属性のデュアルガンを使えば、スパイクダメージの為に武器側に付けた〝ヒート属性強化〟のデバイスもスキルの〝バニシングエッジ〟も活きる。
スーツには〝格闘力・射撃力〟のアフィックスを優先しなくて良いので、〝潜在力〟と防御面に振る事が出来る。
デュアルガンならばTPの回収も比較的容易だし、その間にもスパイクが敵を攻撃してくれる。
戦闘パターンとしてはこうだ。
①ゴーストウォーカーで防御を張る
②アイアンプリズンでスパイク発動
③マインドストームで潜在力アップ
④クロスリロードとゼロゼロでTP稼ぎ
⑤高火力のエクスキューションとドラムバッシュで攻撃。
私が普段メインとして使うのは〝インサイドブレーカー〟で火力を上げたエーテル属性の〝ゼロゼロ〟を要とした〝ビッグバンブキャⅡ極〟。
射撃武器側に全てを振って、格闘武器の〝ナイフ〟の役目はアフィックスとオーラアーツ、そしてエーテル耐性ダウンの格闘アーツだ。
もちろんナイフは補助的にしか与ダメージに貢献しない。
だが今回の〝スパイク戦法〟だと、スパイクの為にフルに積んだビルドがそのままデュアルガンの〝エクスキューション〟の威力を上げる事に繋がり、TP確保の苦手なシールドの弱点もデュアルガンが補う。
特筆すべきは、耐え忍ぶ間もずっとスパイクダメージが発生していることだ。
相手の耐性や条件にも依るが、少なくとも毎秒 20,000 ダメージは見込めるだろう。
あわよくば〝ドラムバッシュ〟に〝炎熱〟が付与されれば…、と言うところだが〝ヘヴィボンバー〟では大きな炎熱効果も見込めないだろう。。
と言う訳で、次はこの〝汎用型スパイク〟のビルドを組み立ててみたいと思う。
窮屈に見えて意外と自由度が高いと言うか…、まだ他にもアレンジ出来そうなところが面白い。